学部・大学院

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こども文化・ビジネスコース

学術学会に行ってきました!

みなさん、こんにちは。みなさんは「学術学会」というものをご存じですか?言葉だけ見ると難しそうな会ですよね。これは、研究に従事する人たちが、その成果をオープンな場で発表し、同じような研究を行っている人たちと一緒に、その内容の科学的妥当性を検討論議することです。大学4年生にもなると「卒論」を書くのですが、書いて終わりなわけでなく、その後、教員、学生の前で発表し、教員らからの質問に答えなければなりません。

ということで「発表の技術をプロに学ぶ」ために、1年生から3年生まですべての学生が「第22回多文化間精神医学会学術総会―文化とサイコセラピー」に参加してきました。もちろん、スーツ姿での参加です。

学生らの反応ですが「学術学会というと難しい、わからない、つまらない。そういうものだと思っていた。でも実際は、難しい内容にも関わらず、発表ではわかりやすく表現されており、自分たちでも理解出来た。上手な発表とはどんな人にでもわかりやすく伝えることを心がけるものなんだと分かった」、「パワーポイントの技術がすごい。見ている側を飽きさせない工夫がしてある。さらには、発表する人の演技力がすごい。声、表情、全身をつかって発表することが大切なんだと分かった」、「聞いている人たちが楽しいということは、発表者が楽しまなければならないんだと思った。自分も発表を楽しめるぐらい、準備をちゃんとしたいと思った」と言った話が聞かれました。

学術学会を楽しめる学生に育ってくれたことを嬉しく思う教員でした。

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