学部・大学院

「学び」と「実践」を通じた人材育成

国際文化コース

授業体験DAYで文化研究を体験しよう!

8月19日(土)は授業体験DAYです。                              

カルチュラルスタディーズコースでは、以下の3つの授業をご用意しています。

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◆文化人類学ってどんな研究?-フィールドワークの楽しさ-
 担当:伏木 香織 先生、星野 壮 先生

 大学生になったら、ひとあじ違う研究に挑戦してみませんか?グローバリゼーションの進展に伴い、海外に出て活動する機会が増加しています。2020年の東京オリンピックを前にして、外国人観光客と在留外国人の増加も顕著となっています。このような状況下で、多様な人びととの交流が実り多いものになるためには、何が必要でしょう。
 文化人類学的なフィールドワークを重視する2人の教員により、海外と国内双方における異文化交流に関する事例紹介から、異なる文化を持つ人びとを理解するための知恵をお伝えします。


◆ジブリ『風立ちぬ』を考える:戦争と平和の文化学
 担当:星川 啓慈 先生、伊藤 淑子 先生

 航空工学の天才と言われる堀越二郎をモデルに『風立ちぬ』は物語を展開する。堀越は戦争に関わったエンジニアである。
たしかに文化は平和の中で生まれるが、人類が戦争をくり返してきたことも事実だ。
現在でも武力衝突は続き、映画は戦闘場面を描き、子どもはおもちゃの剣をふりまわし、大人もゲームで戦う。
 戦争とは何か、という根源的な問いを抱きつつ、ジブリアニメーションは戦争をどのように主題に取り入れて恋愛の物語を描いたのかを考えてみよう。平和実現のために、文化が何を継承し、何を伝えることができるか、考えてみよう。


◆わたしはだれ?:「チョッパー」と「ミュウツー」とフランケンシュタインの「モンスター」
 担当:伊藤 淑子 先生
 サブカルチャーはさまざまな文化的伝統を自由に組み合わせる。『ONEPIECE』にもさまざまな興味深い文化的な要素が組み込まれている。今回は錬金術とアイデンティティという視点から考えてみたい。
物語は主人公やその仲間を「正義」の側に立たせて成り立つが、海賊を描く物語における「正義」や「道徳」はどのようなものとしてあるのか、エンターテインメントのなかでしばしばおこる「異端者」の「ヒーロー化」について考察し、異端者と正義の接点にある錬金術的な科学を『ポケットモンスター』のミュウツー、ゴシックロマンスの古典『フランケンシュタイン』と比較しながら議論したい。

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カルチュラルスタディーズコースにご関心のある受験生のみなさんのご来場をお待ちしています。


★副手 髙野

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