学部・大学院

「学び」と「実践」を通じた人材育成

人間科学科

ゼミのクラス規模について:オープンキャンパスでの質問から

人間科学科の澤口です。

 

先日のオープンキャンパスにはたくさんの方々にご来場いただき、ありがとうございました。私も個別質問のブースで何人かの方と面接をさせていただきました。

そのなかで、複数の方から質問がでたのが、ゼミのクラスの人数についてです。 たしかに! 大学案内や学科ブログをみていても、クラスの規模についての説明はどこにもかいていないのですよね。なかなかするどい質問だと感心しました。

大学ではゼミや演習とよばれる小規模で運営される授業があり、学科の特徴がよくあらわれる重要な授業となっています。大正大の人間科学科では、1年から4年までに履修しなければばならない(これを必修といいます)ゼミ・演習がいくつかあります。それぞれのクラスの規模について紹介しましょう。

1年生の基礎ゼミナールⅠ(春学期)、基礎ゼミナールⅡ(秋学期)は大学での発表の仕方やレポートの書き方を学ぶゼミです。それぞれクラスごとに異なるテーマにとりくみ、グループワークを通じて大学で学ぶための基礎技術を磨いていきます。 このクラスの人数は22〜23人です。基礎ゼミナールⅠ,Ⅱを通じて、1年間、同じクラスのメンバーと学んでいくことになります。来年度にはさらにクラスを小規模にし、最大18人にしぼりこんでいく予定です。

3年生になると専門演習Ⅰ(春学期)、専門演習Ⅱ(秋学期)という授業を全学生が履修します。この授業は今年度は、もっとも多いクラスでもなんと13人のクラスで運営されています。原則として、専門演習を担当した先生が4年の卒論演習を指導しますので、同じメンバーで2年間ひとりの先生に指導を受けていくことになるんです。

みなさんの高校のクラスよりも規模が小さいのではないでしょうか。人間科学科ではこのように少人数でのクラス運営を重視しています。これくらいの規模でないと、個人個人の適正や能力をみきわめた指導はできないと考えているからです。

興味・関心をもつとわからないことがたくさんでてくるはず。何かわからないことがあれば、気がねなく質問をしてください。オープンキャンパスでお待ちしています。

 

(文責:澤口)

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