学部・大学院

「学び」と「実践」を通じた人材育成

人間科学科

卒論指導を終えて(大野ゼミ)

 「文化の社会学」や「青年期とアイデンティティ」などの授業を担当しているためか、卒論では音楽、マンガ、映画、ドラマなどの文化現象を分析する学生が多い。
今年度もワンピースにおける仲間意識、ディズニー映画と日本映画との比較、宮崎駿作品にみられる家族や環境の問題の分析などがみられた。またネット依存、若者言葉、ジェンダーなどの調査研究もおこなわれたりした。

 ある学生は人間科学科での学生生活について、次のように綴ってくれた。

「人間科学科での大学四年間はすごく充実した日々が過ごせました。高校までで学んできたことをさらに視野を広く持って学ぶことができたのでたのしかったです。私は、もともと高校時代から現代社会が好きだったので、社会系の科目を中心に履修をしていました。高校までは、歴史に沿って現代社会や政治経済を学ぶことが多かったと思います。しかし大学では、様々な視点から視野を広げて学ぶことができました。また、社会学だけでなく、心理学、身体科学の三つの分野について学ぶことができるので、新しい発見の連続でした。」

 
 また4月から新しい学生が入学してくるが、彼/彼女らがどのようなことに興味を持ち、4年間さまざまな授業で学んで、卒論を執筆していくのか、とても楽しみにしている。

(文責:大野)

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