学部・大学院

「学び」と「実践」を通じた人材育成

人間科学科

社会調査実習にゲストスピーカーをお招きしました

社会調査実習では、学生が自分たちで調査を計画・実施し、報告書にまとめます。一般社団法人 社会調査協会による社会調査士のカリキュラムでは、「【 G 】 社会調査を実際に経験し学習する科目」に当たります。社会調査士は、社会調査の専門家であることを証明する資格です。
さて、本年度、田中(俊)が担当する社会調査実習は、「日本社会における恋愛・結婚・家族」がテーマです。現代では、晩婚化に加えて、とりわけ男性の未婚化が進んでいます。50歳時点での未婚率である生涯未婚率は、2015年の国勢調査の結果を見ると、男性は23.3%で、約4人に1人が結婚しない時代になりました。現代の日本では、かつて「当たり前」だった「恋愛→結婚→家族形成」という行動パターンが一般的ではなくなりつつあるのです。
こうした状況を理解するために、博報堂ソロ活動系男子研究プロジェクトのリーダーである荒川和久さんをお招きし、主にマーケティングの視点から、独身男性の意識や行動について解説していただきました。講義の後は、学生からの質問にも真摯にお答えくださりました。学生のみなさんはとても緊張していましたが、普段は企業で働く方となかなか接点がないため、その点でも大いに勉強になったのではないかと思います。
   

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