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宗学コース

【豊山研究室】 文化の探究A-0 長谷寺朝勤行

7月2日(水)2限  文化の探究Aにて真言宗豊山派総本山長谷寺の朝勤行を模した法要が営なわれました。

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本授業は昨年まで「大学入門」という名前で、必修科目の一つに数えられていましたが、今年から選択科目になりました。

必修科目から選択科目になったことで受講者人数は減りましたが、担当された真言豊山法儀研究講師の石井祐聖先生と、法要を担当して下さった豊山学生会の学生さん達は「受講人数が少ないからこそ、もっと身近で見てもらおう」をコンセプトに準備して頂き、受講生のすぐ目の前で、授業や法要を営みました。

授業は石井先生の講義から始まりました。今回は、「修行」の場として長谷寺と、牡丹に代表される「花の御寺」としての長谷寺、長谷寺が持つ二つの顏についてお話し下さいました。

講義中、石井先生は学生達に授業を聞いてもらうように色々と手を変え品を変えていましたが、特に長谷寺朝勤行を説明している際に「九條錫杖経」の一節を先生がお唱えしたところ、受講生の多くが聞き惚れるように先生に注目していました。

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先生の講義で十分に長谷寺と朝勤行の予備知識が入った所で、仏教学真言宗豊山コースの2年生3年生による長谷寺朝勤行が開始されました。

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「受講生に真言宗豊山派のお経の素晴らしさを知ってもらおう」と、今回は朝勤行に加えて、音楽性豊かな「豊山声明」を取り入れました。

受講生の多くは、豊山声明はもとより、錫杖や太鼓、法螺貝を合わせた朝勤行を興味深く聞いてくれました。

 

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授業後のコメントシートにも「素晴らしかった」「楽しかった」「長谷寺に行きたくなった」など、好評な意見が数多く見られました。また法要に出仕して頂いた豊山の学生さんたちも、今回の法要で自信がついたようでした。

最後になりましたが、法要に出仕して頂いた豊山学生の皆様、また御忙しいところ法要中にも素晴らしい説戒をして頂きました石井先生、ありがとうございました。

 

仏教学真言豊山コース副手 

遠藤伊左見

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