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21OHDAI 2017 SPRINGNEWSEXPRESS01第2回TSRみらいフォーラム学生と共に大学の未来の姿を探して第2回TSRみらいフォーラムを開催T-DUCKNEWS EXPRESS2016年12月21日に、「第2回TSRみらいフォーラム」を開催しました。本フォーラムは、もともと「わたしたちの大学が未来のステークホルダーたちに選択され続けるために」をグランドテーマとし、大正大学の教員と職員がそれぞれの立場や年齢を超えて、「未来の大正大学像」を語り合う場をつくることを目的として、2015年度に初めて開催したものです。2回目となった今回から学生も参加する混成チームとなり、「教職協働」から「教職学協働」へと発展した形で開催。①学生生活の充実 ②質の高い教育活動の担保 ③研究活動の充実 ④社会に開かれた大学の推進 ⑤大学の機能分化と学風の醸成――の5つのテーマが設定され、事前選考を通過した3チームが発表しました。プロフェッショナルな学校職員を育成する教育・学校経営マネジメントコースの学生を中心としたチームは、全国の大学を研修訪問した経験から見えてくる大正大学の未来について発表しました。2016年4月に新設された地域創生学部チームは、全国各地の地方自治体で実施した地域実習の経験を活かし、地域創生の課題解決に対する大正大学の役割についてプレゼンテーションを行いました。最後に登場した「盆踊り」×「学祭」チームは、夏に開催した鴨台盆踊りと秋に開催した鴨台祭を企画・運営したメンバーによる合同発表。それぞれのプロジェクトを成し遂げた学生たちが、地域との連携から見る大正大学の未来を語りました。各チームの発表後には、会場の参加者から様々な質問や意見が出されるなど、「大学の未来」を語る、まさに言葉の「広場」となりました。現代に即した「大学マネジメント」の必要性が叫ばれる今、こうした試みは今後も様々な大学で注目を浴びていくにちがいありません。
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