カリキュラム

DEPARTMENT
1年次は心理学の諸領域に触れ、基礎を固めます。2年次は、専門的な臨床心理学まで学びを拡大。実験や演習を通して、科学的・臨床的な視点を体験的に身につけます。3年次は専門ゼミに所属し、それぞれの関心を深めながら、卒業論文執筆の準備を開始。公認心理師を目指す学生は、本格的な実習もはじまります。4年次の卒業論文は、大学で学んだことの集大成です。
1年次の学科共通部門科目で、臨床心理学の全体像を把握する講義です。基礎理論をはじめ、臨床心理学がどのような領域で活用されているかを学ぶほか、人間への理解を深めていく方法や視点を体系的に身につけていきます。これからの社会で臨床心理学に求められるものは何かを考えられるほか、自分の意見を述べる場も設けています。きっと、臨床心理学の“広がり”と“奥行き”を感じられるはずです。
この授業では、実際に質問紙を作成し、統計解析ソフトを用いて、収集した回答のデータ処理を行います。質問紙作成に際しては、学生同士のディスカッションを含めたグループワーク形式で授業を進めます。データ処理に際しては、パソコンルームで実際に統計解析ソフトを使用する演習形式で授業を進めます。最終的には、統計解析結果について、心理学論文形式のレポートにまとめます。
学校、博物館、図書館、福祉現場などに就職するために必要な資格が取得できるよう、教育課程が編成されています。
(2022年4月現在)