学部・大学院FACULTY TAISHO
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文化財・考古学コース
古墳の測量調査の報告
■この冬、塚田良道先生と歴史学科文化財コースで考古学を学ぶ院生・学部生7名は、埼玉県羽生市に所在する墳長63mの前方後円墳、毘沙門山古墳の測量調査をおこないました。
■合宿先は、加須元気プラザ。夜も宿舎の会議室で、その日に描いた図面の検討や採集遺物の観察、そして明日の調査の打ち合わせを綿密におこないました。
■途中、東日本大震災によって一時中断しましたが、大学がはじまってから調査を再開し、6月からは学内の実習室において現地で調査した資料を整理する作業にはいりました。
■このほど3ヶ月あまりをへて、ほぼ古墳の全容が判明。時代は6世紀後半で、復元される古墳のもとの大きさは全長67mにもなることがわかり、大きな成果を得ることができました。卒業論分や修士論文に生かされる予定です。