学部・大学院

「学び」と「実践」を通じた人材育成

文化財・考古学コース

日韓仏教文化交流に関する調査研究

  平成26年度大正大学学内学術研究(日韓仏教文化交流に関する調査研究)の一環として、8/31~9/4に韓国ソウル市にある東国大学校附属博物館へ調査に行きました。この調査は2012年からはじまり3年目を迎えます。

  美術史と考古学を研究する上で、日本と朝鮮半島の仏教文化遺品との関わりを考えることはとても重要です。今回は、統一新羅時代の石仏と梵鐘の作品調査と写真撮影を行いました。その成果は報告書にまとめられる予定です。

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東国大学校附属博物館の外観。


6月に大正大学で金属工芸について講義して下さった崔應天先生のご厚意のもと調査が行われました。

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梵鐘の調査をする副島先生(中央)と加島先生(右) 

 

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石仏の台座の実測図を作成する御堂島先生(奥)と塚田先生(手前)


 美術史と考古学ではそれぞれ調査の方法などが少し異なります。しかし、今回のように一緒に調査をする機会を通して、お互いのよい部分を取り入れることは、大変に意義のあることです。最新の研究の様子を間近で見られるのは、非常にわくわくしますね!
 

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 博物館の見学も行いました。
 今回は春川市国立春川博物館、ソウル市国立中央博物館、ソウル市Leeum三星美術館に行きました。

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春川博物館の内観 小学生たちが描いた展示の絵や粘土作品が展示されていました。


 

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春川博物館にて 前列向かって左から2番目が崔應天先生、その右が春川博物館の館長崔善柱氏


 

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中央博物館にて 石塔の見学の様子です。制作年が銘文などによって判明するものがあり貴重です。


 

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調査後の食事会の様子。なごやかな雰囲気のなか、活発な意見交換が行われました。

 

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 文化財・考古学コースでは、こうした実際の調査研究や経験に基づいた実践的な授業が展開されています!

 

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