学部・大学院

「学び」と「実践」を通じた人材育成

文化財・考古学コース

考古学研究会の活動紹介-「相模国分寺むかしまつり」への参加-②

 前回に引き続き、御堂島先生に考古学研究会の活動をご報告いただきます。

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 「縄文時代の編み物(あんぎんコースター)づくり」は、アンギン台を使って麻紐や毛糸を編み、コースターを作るものです。こちらは次第に人気を集め、順番待ちになってしまうこともありました。はじめてアンギン編みを行う子どもたちに、部員もてんてこ舞いしながら一生懸命教えていました。


アンギン編みのブース。大正大学ののぼりがはためいています

アンギン編みの様子。部員が子どもたちに丁寧に教えています

 午前10時の開場から家族連れや子どもたち、年配の方など市民の皆さんが来場し、広い会場も次第に人が増えていきました。大正大学ののぼりを見て、「大学はどこにあるの」とか「とげ抜き地蔵は行ったことがあるよ」とか話しかけてくださる市民の方もいて、地域の方々と交流したり、大正大学を知っていただく良い機会にもなりました。
 午後3時の終了までに、弓矢約360人、アンギン編み約70人と大勢の皆さんに体験していただくことができました。


海老名市のゆるキャラ「えび~にゃ」も大正大のブースに来てくれました

 自主的な企画と準備、準備段階からの市職員や他団体の方々との打ち合わせ、地域の人びととの世代をこえたコミュニケーションなど、大学ではなかなかできない貴重な体験をすることができ、学生にとってもとても有意義なものとなったと思います。
 海老名市教育委員会を始め、お世話になった皆様に厚くお礼申し上げます。

                                   (記:歴史学科教授 御堂島 正)


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 今回紹介した「弓矢でまとあて」と「縄文時代の編み物(あんぎんコースター)づくり」は鴨台祭(おうだいさい)で体験できるコーナーをつくる予定です!


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 鴨台祭は11月5日(土)、6日(日)に開催されます。文化財の分野は7号館5階の「753教室」で、考古学の分野は同じく7号館5階の「752教室」で展示などを行う予定です。
 「753教室」では日本史コースや東洋史コースの展示も開催いたします。大正大学の歴史学科をより知るチャンスですので、ぜひのぞいてみてください。
 鴨台祭の展示ははじめての試みですが、みなさんにわかりやすく仏教美術や考古学について学んでもらえるような企画を練っている最中ですので、当日を楽しみにしていてください!

 鴨台祭の詳細は大学HPで確認してください → http://www.ohdaisai.jp/2016/

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