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国際お知らせ

令和3年度 オンライン海外文化・語学研修 成果報告会を実施しました!

2022年2~3月の時期に、協定校であるミュンヘン大学、東西大学校、そしてオーストラリアのサザンクロス大学において1か月程度のオンライン海外文化・語学研修に参加した学生が成果報告会を行いました!

コロナ禍により現地での研修実施が困難ななか、国際交流の機会を継続して在学生へ提供したいという思いから、昨年度に引き続き行われたオンライン研修ですが、参加学生は最後まで一生懸命に研修に取り組みました。

成果報告会当日は、研修先ごとのチームに分かれ、研修目標の達成度合いをはじめ、オンライン研修ならではのメリットや、現地学生との異文化交流エピソードなどを発表しあいました。


 

どのチームからも、語学能力の向上に加えて、“異文化理解ができた”ということから研修内容に満足する声や、“先生の教え方が丁寧でわかりやすかった”といった声が多数挙がりました。また“現地学生と友達になれたこと”、“短期間で集中的有意義な学修ができた”などの意見が挙がり、参加学生それぞれで様々な力を身に付け、自身の成長につながったことがわかりました。

さらに、現地の文化を実践的に経験できるようなプログラムが印象に残った学生が多く、“実際に手を動かして実践する授業がとても楽しかった“という声が複数人から挙がりました。“実際に現地に行き韓服を着たり、現地のご飯を食べるなどの体験ができればもっとよかった“ “観光名所をもっと見てみたかった“という意見も挙がりました。

いずれの研修参加者も日本文化について尋ねられたときに説明することが難しかったという意見が挙がり、自国文化について理解し、外国人に伝える重要性を認識することができました。

オンライン研修のメリットについては、現地に行くよりも費用が安く、金銭面および身体面での負担が少ないことが挙がりました。何らかの理由で渡航が難しい人にも国際交流の機会を提供できるのではないかといった好意的な意見が挙がりました。

また、対面に比べ、オンライン上で話すことは緊張しなかったといった意見も挙がり、オンライン研修の様々なメリットを把握することができました。

一方、通信環境の状況によっては授業が円滑に進まない、動画・音声の乱れなどオンライン特有の設備面についての意見が多く挙がりました。通信環境については不安要素はあるものの、事前準備により概ね防ぐことはできるため、通信環境の事前確認やフォローが重要であることがわかりました。また、オンライン上で沈黙が続くと次の話題に移ることが難しく、実際に会って話すのとは異なる感覚のため、話題を探す時間が多く感じるなどの意見も挙がりました。

二度目となるオンライン海外文化・語学研修でしたが、参加学生にとって満足度の高い研修となったことがわかりました。本研修を通して、新たな国際交流の形を発見するきっかけにもなったのではないでしょうか?

最後になりますが、協定校のスタッフをはじめ、研修に参加してくれた現地学生のみなさん、研修実施にご尽力いただいた関係者のみなさまには改めて御礼申し上げます。

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