地域貢献・国際交流

深める地域との絆、広がる国際交流

鴨台盆踊り特集【第1回】

第9回 鴨台盆踊り

第9回鴨台盆踊りまであと半月!

鴨台盆踊り

今年も7月5日(金)、6日(土)に開催します、大正大学の鴨台盆踊り!2019年は7月5日(金)・6日(土)に開催されます。新8号館の建築工事による会場縮小にともない開催が危ぶまれていた今年の盆踊りですが、無事に実施する運びとなりました。大正大学の建学の理念である「共生」(あらゆる人と共に生きる)と「自灯明」(真実を頼りとして自らを確立する)を念頭に、たくさんの方々と共に盆踊りを作り上げると同時に、一人ひとりが主役となって学生も大学も成長していくことを目標として日々準備を進めています。この盆踊りは他で開催される盆踊りとは一味違います。「サービスラーニング」という授業を受講している学生たちが、イベントの企画・運営をしている社会貢献を目的とした大学行事となります。学生たちは4月に初めて会った仲間たちとわずか3か月の期間で企画・準備することを通じて、過去の盆踊りよりも良いものにしようと奮闘すると同時に、個人個人が掲げた目標に沿って自身の能力向上も図っています。昨年は2日間で4,000人を超える来場者のみなさまと、過去最大級に盛り上がった盆踊りを開催することができました。今年は会場が狭くなったことを逆手にとって、大学らしい・大学生らしい盆踊りを成功させようと、学内外で関わる全員が当事者意識を持って参加してもらうことなどを全体の目標に掲げました。

  1. 外部との繋がりを広げ、踊る若者のべ300人!!

    →外部との繋がりを大切にし、大学生だけでなく高校生を含めて、昨年よりも多くの若者に盆踊りの魅力を知ってもらいたい

  2. 学内知名度100%!!

    →鴨台盆踊りを知らない学生がいないようにしたい

  3. 今まで参加していない多世代、多文化、多地域の方に来てもらう

    →昨年よりもさらに、世代や国籍など多文化に関係なく多くの人に来場してもらいたい

  4. 実行委員、関連外部団体ともに、会場縮小に対応しつつ満足度向上

    →昨年度より会場が縮小されるため、来場者の安全、快適な環境作りを心がけ、来場者、履修生ともに満足度の高いイベントにしたい

さて、今回は新元号「令和」になって初めての盆踊りとなります。一方で、鴨台盆踊りは平成23年に東日本大震災の慰霊追悼行事として始められた経緯があります。私たちは、盆踊りが本来持つ慰霊追悼の目的を忘れないために、今生きている人と亡くなった霊が共に輪になって踊ることをイメージし「人と霊 輪になる」をテーマに掲げました。 もしかしたら気づいた方もいらっしゃるかもしれませんが、これは「令和」と「霊輪」をかけています。新時代になっても本来の目的を忘れずに、しかしながら過去の盆踊りよりもパワーアップした企画・運営をおこなってまいります。それにともない、今年は特集「鴨台盆踊りクロニクル~大正大学の盆踊りを振り返る~」を連載します。新時代の盆踊りを開催するのであれば、しっかりと過去の思いや取り組みを踏まえないといけません。まさに温故知新。下に第1回から第9回までのポスターを並べましたが、第1回と第2回はまだ「鴨台盆踊り」という名称ではなかったことがわかります。また、第5回は「鴨台七夕盆踊り」とこのときだけ七夕が加わっています。 第6回以降は青の背景に赤の題字が定着し、最近は地域の方から「あの派手なポスター楽しみにしているよ」と声をかけられるようにもなりました。次回からは、過去の大正大学の盆踊りを、写真と担当教員のインタビューで振り返っていきます。どうぞご期待ください。

鴨台盆踊り

過去のポスターは下記からご覧ください。

鴨台盆踊り

最後になりますが、第9回鴨台盆踊りは第6回、第7回、第8回を担当した教員の齋藤知明のほか、1名のTA(ティーチングアシスタント、大学院生)と3名の4年生のSA(スチューデントアシスタント、昨年度受講した学部生)、そして40名の実行委員による体制で運営しています。 鴨台盆踊りの企画・運営を進める授業である「サービスラーニング」は、学部学科学年を問わず本学のすべての学生が関わることができます。これまで学んできた専門分野における知識・経験を、いかにして社会で応用・活用できるのかを模索する、本学の発展的共通教育としての位置付けになります。本番まで残り半月になりますが、教職員、学生、そして地域のみなさまの全面的なご支援もいただきながら一生懸命に頑張っていきますので応援よろしくお願いいたします!

第9回鴨台盆踊り担当教員
人間科学科・齋藤知明

第9回鴨台盆踊り 人と霊輪になる

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問い合わせ先 大正大学 教務部

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