大正大学

大正大学の新しいランドマーク8号館-総合学修支援施設-がオープン!

2020年、大正大学が生まれ変わる

〜あなたをミライへつなげる“超”改革〜

大学は、あなた自身を成長させ、未来につなげていく場所です。
大正大学は、大学が実社会から離れた場所ではなく、実社会とつながる生きた場所でありたいと考えています。
高校を卒業し、一人ひとりの学生が、大学の学びへとスムーズに移り、少しずつ自分自身を成長させていってもらいたい・・・そんな願いを持っています。

大正大学は、2020年秋、新たに8号館「総合学修支援施設」をオープンしました。
約100年紡いだ伝統を引き継ぎ、学修・研究センターとして、学生一人ひとりの学びを成長させ、そして、地域社会とともに創りあげる総合施設として、新たな文化を創造する場が誕生しました。

基本コンセプトCONCEPT

イノベーション
創発

8号館「総合学修支援施設」の基本コンセプトは『イノベーション』『創発』

『イノベーション』とは、新たなものをつくり出すこと。
『創発』とは、一つひとつの物事がつながりあって、思いもしない新しいものを生み出すこと。

「学び」にとって、イノベーションと創発は車の両輪のようなもの。どちらも欠かせないものなのです。

施設紹介FACILITY

集い つながり ひろがる
日本最大規模のラーニングコモンズ

8号館

スクロールできます

2026年に迎える創立100周年に向け、大正大学は国連の「持続可能な開発目標(SDGs)」アジェンダを踏まえ、「MIGs(ミライイノベーションゴールズ)2026」アジェンダを構想しました。
来たるべき未来を見据えたこの大学改革構想は『INNOVATE5』で表され、学内に8つのプロジェクトが立ち上がっています。
本学の建学の理念「智慧と慈悲の実践」を、『INNOVATE5』では「新共生主義」「地域人主義」として捉えなおし、この新8号館はその理念を具現化した施設です。
2020年の秋、地域社会と大正大学が共に創りあげる総合施設として、新たな文化を創造する場が誕生しました。

1階は、学生・教職員・地域住民が集い、学び合ったり、語り合ったりするラーニングコモンズやカフェがあります。人と学びが出会い、新たな文化を創造する場所です。 2階から4階のライブラリー・フロアについても、コンピュータやプロジェクター等のICT環境の充実を図り、グループ学修を促進させ、活発な学びを生み出すイノベーティブなスペースとなります。また、インターネットも含めたメディアを活用し、館内で調査・探究・研究活動、レポート・資料作成まで完結できるようにすることにより、総合メディア・センターとしての位置づけを図ります。

  • 1Fコモン・フロア/本の街

    学生や市民が行き交い、
    新たな文化を創造するサード・プレイス

    1階は、まさに人びとの`交差点`です。
    人と学びが出会い、新しい自分を磨き上げていく場所です。そして、学生、市民、教職員が集い、語り合い、学び合い、学びと出会いを広げていく場所でもあります。ワークショップやイベントなども計画しています。

    コモン・フロア
    • ラーニング・コモンズ

      授業や自主学修に活用する学修支援を充実させた日本最大規模のスペースです。
      授業では、チューターが学生一人ひとりをフォローしながら、スモール・ステップで、1段1段階段を上るように、大学の学びへつなげます。
      ICTを活用し、専用のアプリで学修支援システムにアクセスし、大学の学びに必要なスケジュール管理、学修管理などのマネジメント能力を養うことができます。
      式典やイベントのスペースとしても活用します。

      ラーニング・コモンズ
    • ブック・ウォール

      1階のエントランスから2階まで、見上げるような高さの本棚には本の豊かな世界を色あざやかに見せてくれるブック・ウォールを設置します。絵画、写真、グラフィックなど、まるで本の美術館のような空間を演出します。
      この本棚は、来館者を3階にある4つの「本の響」エリアへとつなげます。

      ブック・ウォール
    • CAFÉ GAMALL

      授業の空き時間や放課後のひとときを過ごせるカフェを併設し、ゆったりした空間へつなげます。もちろん本を読んだり、学修に使ったりすることもできます。
      地域の人々も訪れ、社会の温かい息づかいが感じられる場所になります。
      カフェにはグラフィックな本を配置し、自由に手に取れるようにします。

      カフェ
  • 2Fライブラリー・フロア / 本の路(みち)

    本を介して仲間と交流し、
    コラボレーションするスペース

    1階のコモン・フロアを見下ろすように取り囲むオープン・スペース“本の路”には、さまざまな本が並び、大学の学びと本の世界へつなげます。
    学生が企画する本のスペシャルコーナーも計画しています。

    ライブラリー・フロア / 本の街
    • 本のコンシェルジュ〜サービス・カウンター〜

      「どのような本で調べればいいのですか?」「こんな本が読んでみたい」「何を読んでいいかわからない...」。学修や研究で必要な本の相談、そして、気軽に読書相談ができるカウンターです。
      本のコンシェルジュである図書館スタッフが相談に乗ってくれます。

      本のコンシェルジュ〜サービス・カウンター〜
    • メディアルーム

      映画や資料映像、CDなどを視聴するスペースです。好きな映画を観て充実した時間を過ごしたり、貴重な映像資料で学んだりすることができます。

  • 3Fライブラリー・フロア / 本の閃(ひらめき)

    本の豊かな世界に入り込み、
    充実した時間を過ごすスペース

    2階・本の路から奥の階段を進むと、3階“本の閃”です。
    3階には個性的な`4つの本の響(ひびき)`があります。それぞれのコンセプトにより本が響き合い、広くて深い本の豊かな世界へいざないます。

    • 本の響A学問のイノベーション

      これからの社会では、人々が共に支え合う「共生社会」を真に実現し、お互いの違いを認め合う「多様性」をかたちのあるものにしていくことが求められています。例えば、SDGS(国連による持続開発な開発目標)には、私たちが目指すべき社会の姿が示されています。本コーナーでは、SDGsのように、切実な社会の課題を解決するという視点から、学問の領域を超えて、さまざまな書籍を集約し、並べています。気になった 1冊を手にとって学んでください。

      学問のイノベーション
    • 本の響Bマンガ@クール・ジャパン

      近年、電子化も進みさらにマンガは私たちの身近な娯楽となりました。娯楽であった日本のマンガは、海外では日本の文化や歴史を知る方法になり、さらにフランスのルーヴル美術館では、「建築」「彫刻」「絵画」などに続き9番目の芸術分野としてマンガを選びました。本の響Bではマンガを娯楽としてだけではなく文化・芸術・学問として捉え、マンガの変遷や世界のマンガなど様々な視点から排架をしています。
      豊島区では2020年『トキワ壮マンガミュージアム』が開館しました。マンガの聖地・豊島区に学び舎を構える本学としても、マンガ文化を発信する空間となっています。

      マンガ@クール・ジャパン

      マンガ@クール・ジャパンコレクションの一部※今後、変更する場合があります。

      1. 日本の漫画の礎をつくった漫画家たち「トキワ荘の漫画家たち」

        手塚治虫、石ノ森章太郎、赤塚不二夫ら、日本のマンガ史上に偉大な功績を残したマンガ家たちをラインナップ。

      2. 社会に影響を及ぼす漫画「文化表象としての漫画」

        漫画雑誌『ガロ』を中心に、『ねじ式』のつげ義春(2020年2月/フランス・アングレーム国際漫画祭で特別栄誉賞を受賞)、『カムイ伝』の白土三平ら、社会状況を反映し、社会や政治、そして若者に大きな影響を与えたマンガ家たちをラインナップ。

      3. 人々から長く愛される漫画家たち「茶の間に広がるマンガたち」

        水木しげる、長谷川町子、藤子•F•不二雄など世代を超えて長年愛されているマンガ家たちをラインナップ。

      4. 少女漫画という世界

        『ガラスの仮面』の美内すずえ、『ベルサイユのばら』の池田理代子、里中満智子、大和和紀など、少女漫画界に燦然と輝くマンガ家たちをラインナップ。

      5. 世界のMangaへ

        海外で人気の漫画作品を中心に。ドラゴンボール、ONE PIECE、名探偵コナンなどポップカルチャーとして、世界中に称賛されるマンガをラインナップ。

    • 本の響C本の道しるべ

      学びは講義や実習だけではありません。図書館からもたくさんの学びが生まれます。例えば、所属学科とは関係がないような資料に自身の興味・関心につながる手がかりがあったり、何気なく手に取った資料に心が惹かれたり……。本との出会いは、1冊手に取ったその本から無限大に拡がっていきます。本の響Cでは、図書館職員が各学科の学びに関連した資料を分類番号ではなく関連するテーマごとに排架しています。まずは、ご自身の興味ある本から本の世界の拡がりを体感してください。

      本の道しるべ
    • ライブラリー・スペース/本の小径(こみち)

      本の響から本の小径を通って、この川の源流地・深遠な`本の森`へとつながっていく階段状のスペースです。
      楽しい本の世界が広がります。
      ドキドキ、そして、ワクワクしながら、3階から4階への階段を上り、本の深い森へと入っていきます。

      本の道しるべ
    • 本の響D文学者 江藤淳 考古学者 斎藤忠の書斎

      日本を代表する文芸評論家の江藤淳先生と、日本の考古学分野に多くの功績を残された斎藤忠先生は、かつて本学で教鞭をとられていました。本の響Dは著作権継承者であるご親族及び先生のご遺志により本学にご恵贈いただいた資料の一部を書斎として表現しています。先生方が実際に活用された資料や執筆された資料に囲まれた空間で先生方の世界を俯瞰してみてください。

    • グループ学修スペース

      グループで学修や研究活動に取り組むことのできるスペースです。授業で出された課題に取り組むのもいいでしょう。

      グループ学修スペース
  • 4Fライブラリー・フロア / 本の森

    1人1人の時間を大切にする
    サイレント・スペース

    最も奥まった場所、それが本の森です。
    書架には専門書を中心に展開します。
    静かに学修や研究に集中できる場所です。

    ライブラリー・スペース/本の谷川
    • 個別ブース

      机に資料を広げ、学修や研究に専念できる空間です。
      じっくりと学修や研究に取り組みたいとき、時間が経つのも忘れて没頭できる空間になります。

      ライブラリー・フロア / 本の森
    • 礼拝らいはいホール

      儀式や式典などを行う厳かな場所であり、大正大学の建学理念を体現する場所です。
      講演会や研修会などの大教室としても活用します。

      礼拝ホール

アカデミック・コモンズ(旧 大正大学附属図書館)—伝統を生かした学術研究の拠点—

以前の図書館棟(13号館)は、大正大学の100年近くの伝統を誇る貴重な蔵書を中心に、学術研究の拠点としてリニューアルします。
資料のデジタル化を推進し、研究活動を全面的に支援する施設として新たに生まれ変わります。
今まで大事に書架で保管していた貴重な資料もデジタル化し、学内外に情報発信してまいります。
スタッフが学術的な相談にも乗りますので、お気軽にお問い合わせください。