大正大学 Go to 100

旅する大学

学問することは、
旅すること

似ています

頭と心と体、全部使って
自らの専門性を深めるだけではなく
他の学問と出会い、かけ合わせて、
社会に出て本当に役に立つ実践知を身につける。
それが大正大学の「旅する大学」という学びです。

理論×実践+フィールドで
旅するように学ぶ

大正大学では、教室で「理論」や基礎知識を身につけた後、多彩なフィールドで「実践」することで、実体験をとおして知識を深める学びのプロセスを重視しています。キャンパスとフィールドで「理論」と「実践」を繰り返し、まさに「旅する」ように学ぶことで、学びを社会に役立てる力を身につけます。

大正大学が伝える「旅する」とは…
-学修経験の4つのエッセンス-

遭遇し、開拓し、逸脱し、還元する。
大正大学の学生の学修経験。「これだ!」と思える仲間と、居場所と、
自分の生かし方を手に入れること。

旅とは、
偶然の出会いである。

予期せぬ誰か・何かと出会うことで、人生の新しい「道連れ」を手に入れよう。後になって私たちはそれを邂逅と呼んだり運命と呼んだりする。

地域創生学科

「地域実習」で、さまざまな出会いがありました。徳島県阿南市では外国人留学生や地域おこし協力隊の方々と、宮崎県延岡市ではマリンスポーツの振興に取り組む方やクラフトビール醸造所の方と交流。キャンパスでは出会うことのない人々との対話を通じて、地域の魅力を知り、大ファンに。今では「また帰りたい」と思える、大切な場所になりました。

旅とは、旅路をつくること
それ自体である。

なにもなかった場所も、あなたが歩けば道になる。新しい道はつまり、新しい未知。後から来た誰かが、その道をたどることで、そこは踏み馴らされ、より広く、より歩きやすくなる。

仏教学科 仏教文化遺産専攻

時宗の開祖・一遍上人が布教のために行った「踊り念仏」。正確な所作は記録に残っておらず、絵巻物や口伝を手がかりに、鐘の叩き方や歩き方を考察しました。まだ解明されていないことも、自ら考え、実際にやってみることで、見えてくるものがあると実感。その時代や土地の風土も感じながら、文化遺産に触れていきたいです。

旅とは、
予定から離れることである。

突然あらわれた何かの影響で、予定から離れることに醍醐味がある。目的地や進路の変更、そして道草。気がつけば、最初に予定していた旅程よりもっと豊かな体験になっている。

日本文学科

高校時代から興味のあった古典を学びたくて入学しましたが、「和本」に触れたり「くずし字」の読解方法を学んだり、初めての経験を楽しむ中で、改めて”言葉”の面白さに気がつきました。今後の目標は「日本語学」をさらに探究して、教育現場の改善に貢献すること。自分では意図していなかった体験が、新たな世界へと導いてくれました。

旅とは、
持ち帰ることである。

旅先の風景だけが目新しいのではない。旅を経て、もといた場所に戻ってきたとき、見慣れた場所が、まったく違って見えること。それこそが、旅の最大の魅力かもしれない。ただの場所を、あたらしい居場所にする力がそこにある。

表現文化学科 ライフデザインコース

まるで考古学のように現代の生活を細かく観察する「考現学」を学びました。日々の暮らしをより良く・楽しくするアイデアを考え、写真集やカードゲームなどの制作に取り組む中で、風景や身のまわりのモノを、時にマニアックな視点で観察するように。見慣れた日常の中に潜む面白さや奥深さに気づく楽しさを知りました。

「旅する」学びのステップで
「地域戦略人材」へ

大正大学が育成する“新時代の地域リーダー”

地域戦略人材とは?

多面的な性質を持つ地域の課題解決にむけて異なる専門分野の多様な人材を統合し、調整することができる新しいリーダー像が「地域戦略人材」です。
大正大学では、地域戦略人材に必要な4つの能力を養成するため、コミュニケーションを基盤とした交渉力や数理教育の充実によって実践的な学びの環境を提供しています。

地域戦略人材に必要な
4つの能力とは…?

  • 主体性

    主体的に解決策を提起する態度・意識

  • 課題解決能力

    具体的課題に対する的確な事実認識、解決のための知恵を生み出す知識・技能

  • 多様な視点

    学融合からの視点、多様な視点からの課題アプローチ

  • コミュニケーション能力

    複数分野のネットワークの結節点となるためのコミュニーション能力

これからの時代を生き抜くために、
大正大学で共に学び、

あなたも「地域戦略人材」に!

「地域戦略人材」

多面的な性質をもつ地域の課題解決にむけて、異なる専門分野の多様な人材を統合し、
調整することができる新しいリーダー像

旅する学びのステップ

学びのSTEP1

第Ⅰ類の学び

第Ⅰ類科目:幅広く深い教養

自ら問いを立て、幅広い知識を集積させながら、課題解決の方法を繰り返し考えていく。

1年次【探究】

人間(自己理解・キャリア意識の促進)・社会(仲間との協働による社会課題への取り組み)・自然(自然をめぐる問題への対応)をテーマに探究します。

  1. ①人間の探究 例)学び方とリベラルアーツ他
  2. ②社会の探究 例)共生社会論他
  3. ③自然の探究 例)地球サステナビリティ他

2年次【リーダシップ】

リーダーシップの多様性を理解し、
みずからの目指すリーダーシップを言語化します。

自律的な学修者へと導く
「チュートリアル教育」

授業ごとに2名の教員に加え、大正大学独自の養成講座によって育成・採用した質の高いチューターを配置したチームで、学生一人ひとりの学修をフルサポート。授業内外で学生が学びの意欲・習慣・技術を身につけられるよう支援しています。

チューターとは?

「学生一人ひとりの学びと成長を支える総合学修支援者」と定義しています。授業への出欠状況の確認、授業内でのフォロー、授業時間外や面談での学修アドバイスなどを行います。

学びのSTEP2

データサイエンス科目:文理融合

集積されたデータを分析する科学的基礎スキルを学びで獲得。PCスキルの上達もめざす。

1~2年次【データサイエンス】

データを可視化・分析する技術は、今後の社会や地域で活躍する人材として必要不可欠なスキルとなります。さまざまなデータから社会やビジネスに役立つ洞察を得るための統計分析のスキルや論理的思考力を身につけ、新たな価値を生み出す力を養います。

学びのSTEP3

第Ⅱ類の学び

第Ⅱ類科目:専門教育科目

自らの学部学科の学びの専門知識を深く掘り下げる。

学びのSTEP4

第Ⅲ類の学び

第Ⅲ類科目:自立に向けて、自律的に学ぶ

各自の将来の目標や、専門の学びから視野を広げる。異分野の知識を融合することで新しい価値に気づく。

アントレプレナーシップ育成教育に関する科目

学生自身のキャリアビジョンに応じた3つのコースを設定しています。各コースでは、キャリアビジョンの方向性に沿ったカリキュラムを用意。
基礎(知識習得)→応用(スキル習得)→融合・実践(リアルな経験)の流れで段階的に成長し、多様なキャリアの可能性を広げることができます。

その他の科目

  • ウェルビーイング

    建学の理念に基づき、人々の幸福について学ぶ科目

  • 海外留学

    海外留学に関する科目

  • スポーツ

    スポーツ関連の知識と技能を学ぶ科目

  • 諸資格

    多様な資格取得のための科目

  • スタートアップソーシャルビジネス

    社会問題解決を目的とした事業に必要な知識と技能を学ぶ科目

全国、世界に広がる学びのフィールド

教室の中だけが、「学び」の場ではありません。「学びたい」と思う人がいる。そんな人さえいれば、どんな場所でもキャンパスになる、というのが大正大学の考えです。北の地に、南の島に、大きな都市に、小さな町に、さらに海外まで。エリアキャンパス・サテライトキャンパスは、さまざまな顔を持っており、学生たちは地域の人々と一緒になって、多種多様なことに挑戦しています。

大正大学が取り組んできた
教育改革について

知的集約型社会を支える人材育成事業成果報告書(PDF)

クロスディシプリン研究紀要(PDF)