今回は、安政2(1855)年創業、西陣の地で有職(ゆうそく)料理の流れを汲む老舗「西陣魚新」の八代目店主・寺田紳一氏をお迎えしました。
宮中伝承の有職の技を今に伝えながら、275年の歴史を持つ京都料理組合の組合長としても、京料理文化の普及や次世代への継承に尽力されている寺田氏。講演では、組合の成り立ちや伝統を守るためのお取り組みについて深くお話しいただきました。
生ものを扱う職業として魚鳥を供養する施餓鬼会(浄土宗大本山 くろ谷 金戒光明寺にて毎年秋彼岸に実施)や、時代祭の始まりに欠かせない御神饌(ごしんせん)の神事、100年の歴史を誇る「京料理展示大会」をはじめ、花街文化の入り口としての料理店が持つ希少価値など、京都の食文化を陰で支える伝統の重みを知る貴重な時間となりました。
後半は「西陣魚新」様の特別なお弁当を囲んでの交流会!伝統文化や伝統産業の関係者、起業家、大学関係者など、多様なバックグラウンドをお持ちの皆様にお集まりいただき、あちこちで「次」へとつながる熱い対話が生まれていました。
お酒も進み、まさに「頭・目・口、五感で楽しむ」和やかで温かい雰囲気のもと、盛況のうちに終了いたしました。
ご参加いただいた皆さま、そして素晴らしいお話を届けてくださった寺田様、誠にありがとうございました!
西陣魚新 URL https://www.nishijin-uoshin.co.jp
京都料理組合 URL https://kyo-ryori.com/history/




次回は 11月6日(金)喫茶文化編 株式会社前田珈琲
京都の喫茶・飲食業界の発展と次世代の組織づくりに取り組む、代表取締役の前田 剛氏をお迎えします!珈琲を片手に、ここでしか聞けない貴重なお話をリラックスした雰囲気の中で伺います。みなさまのご参加お待ちしております。
次回のイベントの詳細はこちらから kyoto events