PROJECT
本プロジェクトは、東京圏にある大正大学と地方に所在する静岡産業大学および島根大学と協議し、連携によるフィールドワークや単位互換を前提とする科目履修を行い、現在地域が抱えている諸問題の発見と課題解決に向けた提案力を養います。
また、同事業を契機として大学間ならびに学生の交流を深め、東京の学生が地方に還流・定着し、地域創生をけん引する高度で知的な職業人として活躍する人材の輩出を目指します。
各地域・大学での学び(専門領域の知識・技能)への
多様な地域での実践機会
1
多様な地域・
まちづくりの理解
2
地域課題の
背景を理解し、
主体的に解決に
取り組む姿勢醸成
3
多様な資質を
持つ人々を受容し、
適切な提案をする
知識技能
4
対流を通じて
関係性の大切さを知り、
多様性への適応力の向上
地域思考の向上
東京 - 地方 対流を通じて「地域の魅力」への意識を高める
卒業後の地域への人材還流
(対流促進サイクル)
地方と東京圏の大学生対流・交流による地域人材育成と東京圏から地方への人材循環地元定着を実現するモデル構築
静岡県のほぼ中央に位置する人口14万5千人の都市。県中西部の志太榛原地域48万圏域の中核都市を目指している。
市民生活に直結する「健康」「教育」「環境」「危機管理」の頭文字をとった「4K施策」、まちなかへの都市機能集積による都市ブランド向上と広域都心づくりを目指す「中心市街地活性化」、産業や教育など様々な分野でイノベーションを起こす「ICT活用の推進」に取り組んでいる。
藤枝ならではの強みを活かし、持続可能な「健全な都市」を築くことが「市民の健康」を創り、さらに人の流れを呼び込むという発想に基づき、“「共創事業協定」で未来を拓く”をテーマに、真に「選ばれるまち」に挑戦している。
静岡産業大学(1994年設立)
母体である静岡学園の建学の精神「孝友三心(服する心、感謝する心、全うする心)」を継承し、21世紀を担う人材の育成に努める。
島根県の西端に位置し、山口と接する人口4万6千人の都市。「市民・地域が躍動し、希望に輝く益田」をまちの将来像に総合振興計画を整え、平成26年には、「子育て」「UIターン」「中山間地を元気に」を切り口に「益田市人口拡大計画」を策定、着手。人口拡大の持続性に向けた「ひとづくり」に取り組み、未来の担い手育成(ライフキャリア教育)を展開。
学校地域が連携した教育とひとづくりが市内全体で実施されており、文部科学省・厚生労働省が進める schoolhome community いおいても4事例が取り上げられている。
島根大学(1949年設立)
島根大学は、大学憲章に「知と文化の拠点として培った伝統と精神を重んじ、『地域に根ざし、地域社会から世界に発信する個性輝く大学』を目指すとともに、学生・教職員の協同のもと、学生が育ち、学生とともに育つ大学づくりを推進する。」と謳っています。この理念をより端的に表す言葉として、「人とともに 地域とともに 島根大学」を定め、全構成員がこの精神を等しく共有してその実現に向けて取り組んでいます。
豊島区は東京23区の西北部に位置。
面積は13.01平方キロメートルで、23区内で18番目の広さ。都内でも有数の商業地「池袋」、おばあちゃんの原宿「巣鴨」などを有する。平成26年「消滅可能性都市」(日本創生会議)に指定されるが、持続発展都市を目指す4つの対策を立て、わずかな期間で池袋が「住みたい街ランキング(リクルート)」の上位にランクイン。人口も増加に転じ、持続発展都市を宣言。「大正大学」とは「地域共創協定」を締結。
大正大学(1926年設立)
大正大学では、大学のミッション(使命)や教育ビジョンを実現していくため、運営ビジョン「首都圏文系大学においてステークホルダーからの期待、信頼、満足度No.1をめざす」を策定。
本学がめざすのは、教育ビジョン「4つの人となる」の実現をはじめ、大学を取り巻くステークホルダー(関係者)の皆さんのさまざまな期待に着実に応えていくことで、「期待、信頼、満足度」のすべてにおいてNo.1となるような取り組みを行っています。