就職・キャリア形成

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キャリア・就職お知らせ

『キャリア探究A・キャリア育成特設講座』第5回目の授業を開催しました

第5回目となる『キャリア探究A・キャリア育成特設講座』を5月15日(月)に開催いたしました。
※本講座は、3年生を対象として主に大手企業に勤務される方の実体験に基づく経験から「仕事の面白さや辛さ」、「働くとは何か」を考え、
     将来の就職活動に向けて働くことの意義や仕事(職業)の選択の考え方を学ぶことが目的です。

本日は、アート引越センター株式会社 人材戦略部 人材採用課より木下博文様に講師を務めていただきました。
引越業界の背景や、業務内容に始まり、多くの方の人生の節目に携わる仕事の大切さややりがいについて、業界トップとしての誇りと使命感について
クイズを交えながらご説明頂きました。

業界の学びの後は木下様自身の学生時代の希望進路や就職活動についての体験談をお話しいただきました。
ずっと教員を目指していた大学時代に就職活動を通して自身のキャリア形成や、人生について見直す機会があり、
なぜ教員なのか、自身の得意なこと、好きなこと…など焦らずじっくりと自身と向き合う時間が大切だと学んだそうです。

スタンフォード大学の心理学者・ジョン・D・クランボルツ教授が説いた計画的偶発性理論において、
18歳の時に夢見ていた職業の割合はたったの2%であり、
社会的成功を収めた数百人のビジネスパーソンの内、偶発的な事象によって
キャリア形成されたと語った人の割合は80%にも及ぶというお話より、就職活動という人生の分岐点の1つにおいて
焦って決めつけるのではなく、就職活動や生活の中での多くの経験の中で自身を探求することの大切さを学生に語ってくださる木下様の言葉に
多くの学生が頷きながら真剣に耳を傾けました。

就職活動という大きい括りで言葉を捉えると、何から考え、何を調べ、どこへ行けばいいのかわからなくなる学生がいます。
木下様のように就職活動中のセミナーで自身を見つめなおすきっかけを得る学生もいるでしょう。​
就職活動は、まずは自分を見つめなおすために、インターンシップやセミナーに参加してみて、今後のキャリア形成についてじっくり考えなおす
絶好の機会かもしれません。
キャリアセンターでも「一歩踏み出し、行動する」ために、そっと背中を押してあげることが出来るよう、今後も自己研鑽しようと気持ちを新たにしました。
​今後も多くの学生が納得のいく就職活動が出来るよう職員一同支援してまいります。


 

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