
社会共生学部公共政策学科
公共的な問題を解決し、人間が豊かで幸せに生きられる社会を実現する。
こんなキミに学んでほしい
- 社会のために役に立ちたいけれど、何から始めたらいいのかわからない人
- 世の中の制度や仕組みに違和感や疑問を持っている人
- 日本のみならず世界中の人たちと協力しながら社会を変えていく意欲を持っている人
- 学内のみならず多くの人々と積極的にコミュニケーションを取りたい人
この分野が学べます
- 社会学
- 観光学
- 環境学
- 政策学
この学科のめざすこと
「公共政策」とは、一般に国民全体に影響のある公共的な課題・問題に対して、政府や地方公共団体などの政策部門が、問題を改善または増進する目的で立案される政策のことを指します。
そして「公共政策学」とは、政治学、経済学、経営学、社会学といったさまざまな学問領域の知識を総合化した学問であると言われています。
しかしながら近年、公共的な課題・問題は多様化かつ複雑性を帯びています。解決のためには既存の学問のみならず、労働政策論、コミュニティ政策論、文化政策論、環境政策論、観光政策論などの多様な知識を活かしていく必要があります。
さらに、公的な課題・問題の抽出においてリアリティを追究するための実地調査も不可欠となりつつあります。
そこで公共政策学科では、「人間が豊かで幸せに生きることができる社会の実現」に向けた理論や実践的アプローチの方法などをみなさんに教授します。

この学科のポイント
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クォーター制を採用し「集中的な学び」を展開
1年間を4学期に分けて授業を実施する「クォーター制」を採用しています。同じ科目の授業を週2回実施することで、集中的な学びを実現。戦略的な学習で理論と実践を繰り返します。また、双方向授業を中心としたアクティブラーニングを展開することで、コミュニケーション能力の向上にも注力します。
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フィールドワークで「自己の成長」を知る
首都圏、地方地域にて2週間ずつのフィールドワークを実施。そこで得た学びを通じて、政策の理念や分析の手法、政策形成のあり方といった知識をもとに、社会の課題を見出す視点を養います。それと同時に、社会の課題に対する当事者意識を培い、粘り強く解決策を考え続ける思考力を養います。
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地域創生学科や地域構想研究所との連携
大正大学の附属研究所である地域構想研究所が、第3クォーターのフィールドワークを全面的にサポート。さらには地域創生学科の授業を履修することも可能となっており、幅広い知識を得ることができます。またフィールドワークや卒業研究では、地域構想研究所のネットワークを活用して、個々のテーマを深めることもできます。
カリキュラム・授業内容
いかなる問題解決を論じるうえでも政策の理念、分析の手法、政策形成のあり方が重要です。そういった「知識」を体系的に学ぶとともに、社会に存在するさまざまな課題を見出し、働きかけや政策提言を行うための技法も身につけていきます。座学とフィールドワーク、つまり理論と実践を行き来して学びながら、社会や地域の課題を解決するための力を養います。
期待される主な進路
- 公務員(自治体職員・警察・消防など)
- 銀行・信用金庫
- 損保・生保
- マスコミ・出版
- 一般企業(エネルギー関連、サービス、流通、メーカーなど)
- 環境NPO・NGO
- 観光サービス・レジャー産業
民主的で自由な社会を支え、公共政策上の課題を解決するためのリーダーおよびフォロワーとして課題を積極的に解決しようとする人材が今、社会で求められています。
教育方針
ディプロマ・ポリシー(DP)
公共政策学科は、大学が掲げている教育ビジョン「4つの人となる」を、生涯を通じて体得していこうとする学生を育成するために、公共政策学科の教育課程を修了し、以下の資質・能力を備えた学生に学位を授与します。
知識・技能 |
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思考・判断・表現 |
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関心・意欲・態度 |
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カリキュラム・ポリシー(CP)
公共政策学科は、ディプロマ・ポリシー(学位授与方針)に示した資質・能力を総合的に身につけている学生を育成するために、以下のカリキュラムを編成します。
教育内容 |
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教育方法 |
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評価 |
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アドミッション・ポリシー(AP)
公共政策学科はディプロマ・ポリシー(学位授与方針)に示した能力・資質を総合的に備えた学生を育成するために、以下の資質・能力を備えた学生を求めます。
知識・技能 |
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思考・判断・表現 |
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関心・意欲・態度 |
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