地域貢献・国際交流

深める地域との絆、広がる国際交流

国際お知らせ

令和2年度協定留学生修了式を実施しました!

721日(火)協定留学生修了式を執り行いました。
令和元年9月から協定留学生として本学で学んでいた学生10名のうち、9名が出席し、本学での学びの締めくくりをおこないました。9名のうち1名は新幹線から、中国から出席した1名は中国から参加をしました。新幹線から出席の留学生は帰国の航空便がこの日程でやっと手配できた状況で、他の留学生も帰国便については苦労をしていたようですが、なんとか全員の日程の目途が立ちました。もう1名は今年1月に母国へ一時帰国後、水際対策のために、再入国が叶わず、春学期の授業は中国からオンラインで受講を終えました。日本で学んだ学生たちも春学期はすべてオンラインでの受講となりました。

修了生たちには、髙橋秀裕学長からこの困難な状況の中でも1年間の留学を全うしたことへの敬意が示され、それぞれの学生に修了証が授与されました。
 

留学生代表として河南大学の謝艶さんが挨拶をし、所属学科で取り組んだ岐阜県中津川市での地域実習に触れ、研究に取り組んだことや現地の方々、教員、同じ学科の仲間たちにお世話になったこと、現地で地域住民方向けの中国語講座を実施したことなどが述べられました。そして、その経験を通し、将来も日本で学ぶことに関心が高まったとうれしい言葉を伝えてもらいました。


伊藤淑子国際交流委員長からは、大正大学で過ごした1年間に対する労いの言葉とともに、留学での経験を活かして、日本との懸け橋となるような存在になってほしいという期待が伝えられました。


修了式後は、精進料理のお弁当を食し、日本文化を感じるとともに、仏教系大学である大正大学らしさも感じてもらいました。

精進料理を初めて食べたという留学生もいましたが、動物性の食材を全く使用していないことに驚きつつも、美味しく食べている様子でした。また、留学生活を振り返り、発言する姿から日本語能力だけでなく人間としても成長した様子がうかがえました。
(精進料理は、巣鴨駅前で本学が運営している「あちこち庵」に特別に作っていただきました。ありがとうございました!)


新型コロナウイルスの影響により、予期せぬ事態が様々起きた留学生活でしたが、留学生それぞれが前向きに取り組み、充実した時間を過ごしていました。
この留学で得た経験を活かして帰国後も活躍することを願うとともに、またいつか留学生の皆さんと再会できるのを楽しみにしています!

GO TOP