地域貢献・国際交流

深める地域との絆、広がる国際交流

協定留学生ブログ 東国大学校(韓国)から

韓国語のすきまで

 

東国大学の語学堂は、韓国語が全くできない人も通えます。初級から高級まであり、1級から6級まであるのですが、初級の1級は、まずハングルのカナダラの勉強(日本でいう五十音図のようなもの)から始まります。そのため、韓国語が全くわからない外国人も寮にはたくさんいます。にもかかわらず、寮は外国人に全く優しくないところです。ほとんどが韓国語表記のものしかないからです。その中でも特に、日本人には優しくありません。なぜかというと、寮の案内のパンフレットは、韓国語・英語・中国語はありますが、日本語はありません。私は韓国語と英語のパンフレットをもらって、両方を読んで大体理解しました。しかし他の日本人の子が、「中国語は漢字だから理解しやすかったよ」と言っていました。言われるまで全く気づきませんでした…。
 
入寮してまず最初に大変だったことは、洗濯です。入寮できるのは9月1日からですが、留学生のオリエンテーションが8月30日にあったので、私は29日に韓国へ来ました。入寮したときにはすでに三日間分の洗濯物がたまっていたため、洗濯をしたくて洗濯室に行きました。ところが、やはりそこも韓国語…。洗濯室には洗濯機、乾燥機、洗濯機と乾燥機の料金を支払う機械があります。洗濯と乾燥に、それぞれ1回1000ウォン(日本円で約80円)ずつかかります。料金を支払う機械には、英語の説明の紙が貼ってあったので、なんとか操作をすることができました。しかし、洗濯機と乾燥機は韓国語のみ…。私は韓国語をそれなりに勉強していましたが、まずは日常会話で必要な韓国語を勉強するので、洗濯に関する単語など一切知りません。そのため携帯電話の翻訳機を使って、操作のボタンに書いてある韓国語を一つずつ訳して、ようやく理解することができました。(本当は壁に英語の説明があったのですが、韓国語しかない!とパニックに陥った私は気づきませんでした…)その後、私と同じく今学期から新しく留学生としてやってきた、同じ寮に住む日本人3人に洗濯機の使い方を教えてあげました。
 
 ちなみに、洗濯室とは別のところにアイロンが置いてある部屋があり、そこで無料でアイロンをかけられます。そのアイロンが、人が近付くと勝手に電源が入ります。最初はそれを知って感動しましたが、使っている間に少し離れるだけで電源が切れるので、逆にちょっと面倒です。そのアイロンが置いてある部屋に、洗剤の自動販売機もあります。洗剤と柔軟剤が一緒になったもので、一つ500ウォンです。この洗剤の量は洗濯二回分です。この二回分というのもわからなくて、買ったあとに近くにいた韓国人の女の子に聞いて、わかりました。これも大変でした…。
 
A1.jpg A2.jpg
A3.jpg A4.jpg
GO TOP