地域貢献・国際交流

深める地域との絆、広がる国際交流

協定留学生ブログ ミュンヘン大学(ドイツ)から

ドイツの教育制度について

皆さん、Guten Tag. ミュンヘン市内はすっかりクリスマスムード一色になり、町全体がどこか浮ついたような雰囲気に包まれています。もちろん私も様々なクリスマスマーケットを訪れ、有名な「グリュースワイン」を飲みながらきれいな屋台を眺めたりと、大いにクリスマスマーケットを満喫しました。クリスマスマーケットのことはさておいて、今回は最近友人と話す中で驚かされた「ドイツの教育制度」についてお話したいと思います。まず、ドイツでは小学校から大学を卒業するまで一切学費はかかりません。日本では、学部や私立か国公立の学校に通うかで異なりますが、最低でも500万円以上はかかるのではないでしょうか。そのため、日本よりも大学卒業後の進路として大学院に進学する選択は一般的であり、割合がとても高いのです。大学院に進学すると、就職する際に一般の人よりもさらに給与の面で優遇されるそうです。しかし、一方でドイツの進路選択はってもシビアで10歳の時点で将来の選択を迫られます。大学に進学するためには「ギムナジウム」と呼ばれる学校に進学しなければなりません。その他にも「ハウプトシューレ」「リアルシューレ」という学校も選択することができますが、これらの学校は職業訓練を主としているので大学に進学することはできません。(ハウプトシューレは、大学に進学できる場合もありますが、ギムナジウムから進学するよりもさらに難しくなります。)将来を決めるのにはあまりにも早すぎるのではないかという気もしますが、これも将来を見据えたうえでの教育制度なのではないかと思います。ドイツ人の友人は「もし、私の両親が日本で子育てをしていたら、とてもかわいそうなことになっていたかもしれない。」と真剣な面持ちで言っていました。その言葉に私もうんうんとうなずくしかありませんでした。親の収入に関わらず、すべての子どもに対して大学まで進学することができるチャンスがあるドイツの教育制度は、とても素晴らしいと思いました。(Ayame)
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