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「学び」と「実践」を通じた人材育成

宗教学専攻

【大正さろん活動報告】 さようなら、そしてありがとう、大正さろん

 12月24日をもちまして、大正さろんの撤収作業が終了しました。14日に、通常開室を終了した後は、スタッフや利用者、地元の方とともに、荷物や備品などの整理、掃除を行っていました。掃除中に、今まで大正さろんで行ってきた活動の写真や展示物などが出てくると、当時の思い出話が誰からともなくこぼれていました。また、これからの活動や今まで築いてきた地域との絆をこれからもどのように繋げていこうか、といった閉室後のあり方なども話題に挙がりました。

大正さろん引っ越し
 24日は、最後の大掃除の後に閉室法要を行いました。本学アーバン福祉学科専任講師、新保祐光先生を導師に、スタッフ、利用者一同で大正大学勤行式を読経し、最後に焼香をしました。今回の法要は、大正大学や宗教学研究室による提案ではなく、スタッフで近隣にお住いの宮國和子さんからご提案いただいたものでした。このように、地域に仏教が根付いたことは、8年かけて活動を続けた大正さろんの一つの成果と言ってもよいでしょう。

大正さろん閉室法要 

大正さろん焼香.JPG

 大正さろんが閉室してしまったことは残念ですが、宗教学研究室ではこれまでの経験を活かして、今後は授業や課外活動などさまざまな形で、大正大学らしい地域への関わりを模索していきたいと思います。


 1月からは、大正大学3号館1階鴨台プロジェクトセンターで毎週火曜日に開催する、仏像彫刻教室について報告していきたいと思います。

(文責・魚尾和瑛)

 

(この記事は、大正大学宗教学会のホームページの内容を掲載しております)

大正大学宗教学会HP http://www.taisho-shukyogakkai.net/

 

 

 

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