表現学部 / メディア表現学科アート&エンターテインメントワークコース

文才を磨き上げる。筆力を鍛え上げる。

アート業界やエンターテインメント業界には、まだまだ潜在的な魅力が豊富なはず。隠れたコンテンツを発掘し、世の中が求める新たな価値を創造していくプロデュース能力を磨きます。

ビジネス感覚とプロデュース力を養う課題解決型プロジェクト

イベントプロデュースⅠ

毎年恒例の「映像祭」では、人気テレビ番組のプロデューサーなどを招き、作品上映会や講演会を開催。企画から広報、当日の司会進行まで、すべて学生が担当します。

イベントプロデュースⅡ

「ブライダルイベント」をプロデュースするプロジェクトも実施。グループワークを通じて披露宴の企画づくりに挑戦します。

アートプロジェクト

神戸では複数の美術館を訪問し、空間デザインや空間プロデュースについてヒアリング。自分たちならどのような美術展を企画するかを考えます。

リサーチプロジェクト

学生が個々に興味ある街とテーマを決め、観光案内やエンターテインメントの視点で街を調査。魅力を世の中にアピールする方法を考えます。

業界が求める資質を身につける4年間

実社会で必要とされるリアルな企画・運営能力

映像祭の運営方法は、世の中における商業イベントと何ら変わらないため、貴重な経験値となります。

社会的なルールを守る使命感とバランス感覚

幅広い教養と倫理観も重視。知識と意識が社会で活躍するための土台となり、就職先でも評価されています。

さまざまな場面で役立つプロデュース能力

数々のプロジェクトをとおして、実践的なプロデューススキルや、組織におけるリーダーシップを養います。

アート&エンターテインメントワークコースの目指すこと

パフォーミングアート(舞台芸術)、ファインアート(美術系)、ポップアート、アミューズメントビジネス、ミュージアム、メディア業界など「人々に幸せな時間を提供し、自分も幸せを感じる」そんなアートやエンターテインメントにかかわるプロデューサーやマネージャーを育成します。ひとつのプロジェクトが推進される中で、チームの一員として何が必要とされ、どう行動すべきか。さらに知的財産権、マーケティング、パブリック・リレーションズ(広報)などの知識・素養を学ぶことで、業界の枠を超えて広く社会で活躍できる能力を養っていきます。

カリキュラムの特徴

アート&エンターテインメントワークコースは、アートとエンターテインメントに関わる領域について横断的に学修すると同時に、アートやエンターテインメントをビジネスとして展開する力を身につけます。

ピックアップ授業

ワークショップ

第一線で活躍するプロデューサーの企画立案事例を扱うケーススタディや、産学連携での企画立案実習などを実施。テーマに沿った言語表現や、色彩や形状での視覚的効果を活用した演出方法の基礎知識を身につけます。

セルフマーケティング

自分自身を「商品」に見立て、視覚的効果を高めるビジュアルイメージの構築方法や演出方法、効果的に価値を伝えるためのブランディング手法など、マーケットに“売り出す”ための基礎的なスキルを修得します。

広告論

広告クリエイティブにおける課題の見つけ方や、解決の糸口と筋道を探るアプローチ方法を学習。主体的で“自分オリジナル”な発想力を向上させ、情報発信で必要となる論理的な思考力や実践的な技術を身につけます。

アートエッセンス

三原色の象徴的な意味合いを把握した上で、そのうちの一色を効果的に使う作品制作を行い、「色彩」の重要性を理解。ゼロからモノを創り出すための技術として、「日本の美」を活用する方法なども学びます。

著作権概論

著作権法や知的財産権法の定義や目的などを理解。報道や、裁判で争われた事例、学生に身近な音楽作品の著作権保護なども扱いながら、違法行為についての認知・判断力も養います。

マーケティング論

企業におけるマーケティング戦略の成功事例にふれながら、顧客との関係構築方法やデータベースの活用方法、広告媒体としてのメディアの選定方法など、マーケティングの手法を用いた課題解決の実践力を養います。

期待される主な進路

  • プロデューサー
  • ディレクター
  • 芸術関係スタッフ
  • 芸能関係スタッフ
  • 編集者
  • 表現者(アクター、アーティスト、パフォーマー、写真家、映像作家、タレント、脚本家、演出家、漫画家、アニメーターなど)

さまざまな知識を習得することで表現者としての道へ進むことができるほか、彼らを支えるプロデューサーやマネジメントスタッフとしても活躍することができます。

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