
心理社会学部臨床心理学科
心理学を実践に役立て、現代社会で悩む人々の心をケアする。
こんなキミに学んでほしい
- 臨床心理学をはじめとする心理学のさまざまな基礎知識を身につけ、現実社会で活かしたいと思う人
- お互いの個性や多様な価値観を尊重できる人
- 他者の意見を取り入れながら協働できる、開かれた姿勢を持っている人
- 公認心理師や臨床心理士といった臨床心理学関連資格の取得を目指し、将来は心理援助の仕事に就きたい人
この分野が学べます
- 心理学
- 臨床心理学
この学科のめざすこと
臨床心理学は、心の支援について実践的に研究する学問です。現代社会におけるさまざまな問題と向き合いながら人の心をより深く理解し、どうすれば適切な心理援助ができるか、臨床心理士・公認心理師・医師の資格を持った現場経験豊富な教員とともに探究していきます。また、支援に必要な傾聴や対話といったコミュニケーション能力を高めることも学びの重要な一側面です。臨床心理士と公認心理師の養成にも注力。病院、学校、福祉施設といったさまざまな場で心理学を役立てられるよう、「合理的思考」と「共感的態度」をバランスよく機能させる能力を養います。

この学科のポイント
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「対人援助」を基礎から学べる
実験や演習などのアクティブラーニングを通じて、対人援助の手法を体験的に修得できる環境を整えています。1年次には、心理学・臨床心理学の諸領域の基礎を広く学習。続く2年次からは実験や統計的分析を行い、データのまとめ方を学びます。そして3年次以降は、それぞれに関心がある領域について知見を深めていきます。
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57年間の歴史と実績により豊富な実習先を用意
1963年「カウンセリング研究所」設立時より大正大学が長い歴史と実績のなかで培ってきたネットワークを活用することができます。たとえば実習先には、学校や医療機関をはじめ、豊富な場を用意。大学で修得した知識や視点、態度などを見つめ直すことができます。そこで得たさまざまな経験が、さらなる理解や新たな学びをもたらしてくれるでしょう。
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公認心理師養成に対応したカリキュラム
いち早く臨床心理教育を開始した大正大学は、最初に臨床心理師養成をスタートした大学院16校のひとつ。専門的なカリキュラムで、公認心理師に欠かせない「客観性を重視する科学的視点」と「共感性を軸とする臨床的視点」を身につけることができます。幅広い実践領域をカバーする、恵まれた教員人材も特徴です。
在学生が教える、こんな学びがおもしろい!

カリキュラム・授業内容
1年次は心理学の諸領域に触れ、基礎を固めます。2年次は、専門的な臨床心理学まで学びを拡大。実験や演習を通して、科学的・臨床的な視点を体験的に身につけます。3年次は専門ゼミに所属し、それぞれの関心を深めながら、卒業論文執筆の準備を開始。公認心理師を目指す学生は、本格的な実習もはじまります。4年次の卒業論文は、大学で学んだことの集大成です。
期待される主な進路
- 公認心理師・臨床心理士(大学院進学)
- 福祉施設や医療施設職員
- 公務員(法務技官、法務教官、家裁調査官、児童相談所職員など)
- 各種カウンセラー
- 教員、教育関係
- サービス、流通
- 人材派遣、インストラクター
大学院進学によって公認心理師や臨床心理士を目指せるほか、法務技官・法務教官・家裁調査官・児童相談所職員といった公務員への進路も開かれています。また、臨床心理の知識とスキルは、一般企業でも大きく役立つでしょう。
進路選択に役立つ資格が取得できるよう教育課程を編成しています。
カリキュラム・授業内容教育方針
ディプロマ・ポリシー(DP)
臨床心理学科は、大学が掲げている教育ビジョン「4つの人となる」を、生涯を通じて体得していこうとする学生を育成するために、臨床心理学科の教育課程を修了し、以下の資質・能力を備えた学生に学位を授与します。
知識・技能 |
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思考・判断・表現 |
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関心・意欲・態度 |
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カリキュラム・ポリシー(CP)
臨床心理学科は、ディプロマ・ポリシー(学位授与方針)に示した資質・能力を総合的に身につけている学生を育成するために、以下のカリキュラムを編成します。
教育内容 |
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教育方法 |
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評価 |
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アドミッション・ポリシー(AP)
臨床心理学科は、ディプロマ・ポリシー(学位授与方針)に示した資質・能力を総合的に身につけている学生を育成するために、以下の資質・能力を備えた学生を求めます。
知識・技能 |
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思考・判断・表現 |
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関心・意欲・態度 |
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