
文学部 歴史学科文化財・考古学コース
過去を振り返ることで、私たちの進むべき未来が見えてくる。
こんなキミに学んでほしい
- 日本・東洋の美術品・工芸品や考古遺物(遺跡や出土品)、博物館・美術館・古社寺などに興味がある人
- 日本・東洋の歴史や文化を学ぶ意欲があり、疑問に対して自ら行動・解決しようとする人
- 博物館資料を適切に扱うための知識と技術を学びたい人。または学芸員資格を取得したいと考えている人
- 美術品・工芸品や考古遺物の観察と分析を通して事実を明らかにする思考力を身につけたい人
この分野が学べます
- 文化財(美術史・工芸史)
- 考古学
- 博物館学
- 文化財保存学
このコースのめざすこと
人が遺したモノから思考や行動を推測し、未来に役立てる。その手がかりを探るのが、文化財・考古学コースです。とはいえ、単に文化財や考古学を学ぶだけではありません。私たちは、過去の人々が遺したモノを未来へ継承していく使命も担っています。特にこれからの時代は、文化遺産を活用した地域活性化の取り組みが重要です。そのときに求められる文化財の保存や活用の方法についても知識を深めることができます。過去と未来の両方に眼差しを向けながら、みなさんの存在価値を高めていきましょう。

このコースのポイント
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事実を解明する力を4つの学びを通して養う
歴史学科は、1926年に大正大学が設立されたときに置かれた史学科以来の伝統を有しています。学びの柱となるのは、「文化財(美術史・工芸史)」「考古学」「博物館学」、「文化財保存学」。この4つを軸にさまざまなことを学び、鋭い考察力を身につけます。いずれの授業も経験豊かな教員陣が実物の文化財を用いて指導を行います。
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現場に足を運び、
実物を見て学ぶ文献や資料を調べるだけはわからないことが多い文化財・考古学の分野。現地に足を運び、実物を見て学ぶことを重視した実践的な授業に取り組んでいます。実物に触れながら文化財の保存修復を学んだり、博物館・美術館の実務について体験したり。知識の習得だけにとどまらない、多彩なカリキュラムが特徴です。
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歴史を見通す力は、さまざまな業界に通じる
4年間を通じて身につける資料を収集・分析し、データを管理する能力は、あらゆる社会活動に役立ちます。卒業後は研究者や博物館・美術館の学芸員といった文化財・考古学に関係のある職業にとどまらず、国や地方自治体などの公官庁、旅行会社や出版社などの一般企業など、多様な業界に進路が開かれています。
在学生が教える、こんな学びがおもしろい!

カリキュラム・授業内容
1年次に文化財や考古学に関する基礎知識を身につけ、日本や東アジア文化の概要を理解します。2年次は、博物館資料の基礎知識や美術史・考古学研究の専門的な内容を学び、論理的思考によって結論を導く力を養います。3年次以降は専門分野についてより深く学習。4年次に創造的思考力を活かし、学びの集大成となる卒業論文を執筆します。
期待される主な進路
- 博物館・美術館・資料館などの学芸員
- 文化財修復・調査関連
- 教員、教育関連企業
- 公務員(文化財保護行政)
- 観光業・旅行会社、マスコミ、出版社などの関連企業
- その他一般企業
文化財や遺跡などの調査・研究・保存を行う仕事のほか、文化を守り継承していくための職業に就く人もいます。それ以外の業界でも、さまざまなフィールドで卒業生が活躍しています。
進路選択に役立つ資格や教員免許状を取得できるよう教育課程を編成しています。
カリキュラム・授業内容教育方針
ディプロマ・ポリシー(DP)
歴史学科は、大学が掲げている教育ビジョン「4つの人となる」を、生涯を通じて体得していこうとする学生を育成するために、歴史学科の教育課程を修了し、以下の資質・能力を備えた学生に学位を授与します。
知識・技能 |
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思考・判断・表現 |
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関心・意欲・態度 |
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カリキュラム・ポリシー(CP)
歴史学科は、ディプロマ・ポリシー(学位授与方針)に示した資質・能力を総合的に身につけている学生を育成するために、日本史コース、東洋史コース及び文化財・考古学コースにおいて、以下のカリキュラムを編成します。
教育内容 |
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教育方法 |
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評価 |
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アドミッション・ポリシー(AP)
歴史学科は、ディプロマ・ポリシー(学位授与方針)に示した資質・能力を総合的に身につけている学生を育成するために、以下の資質・能力を備えた学生を求めます。
知識・技能 |
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思考・判断・表現 |
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関心・意欲・態度 |
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