学部・大学院

DEPARTMENT

このコースがめざすこと

知力と語学を鍛え、現代文化と対峙する。

国際文化コースの大きな柱は「カルチュラルスタディーズ」と「英語コミュニケーション」です。カルチュラルスタディーズでは、分野を問わずさまざまな学問的知見を用いて文化を考察します。ゼミナールを中心に、ハイカルチャーからサブカルチャーまで、ひとつのテーマを徹底的に追求します。国際文化を考察する上で欠かせない「英語」にも注力しており、「聞く・読む・話す・書く」の4技能を中心に、グローバル社会に対応するための実践的な英語力を身につけます。学生の多様な進路希望の実現をめざし、英語教育の養成にも力を入れています。

3つのポイント

  • POINTゼミナールで実力を養い、
    高度な議論をめざします

    1年次からはじまるゼミナールでは考え方や論じ方の基礎から、段階的に高度な議論を展開する力を養っていきます。4年間を通じて論文を書くための力を培い、各自のテーマでオリジナリティのある卒業論文に取り組みます。

  • POINT研究成果を発信する
    シンポジウムを開催します

    考察や議論で発見したことの「発表」を重視しています。学生が企画・運営する「カルスタシンポジウム」を開催するほか、学生論文集『私たちのカルスタ』を毎年発刊しています。

  • POINT実践的な英語力を
    鍛えます

    グローバルに文化を理解する上で英語力は欠かせないもの。文化研究はもちろん、実生活にも役立つ「英語」を学ぶことができます。教員養成のカリキュラムも備え、英語教員としての道も開けます。

教育方針

ディプロマ・ポリシー(DP)

人文学科は、大学が掲げている教育ビジョン「4つの人となる」を、生涯を通じて体得していこうとする学生を育成するために、人文学科の教育課程を修了し、以下の資質・能力を身につけた学生に学位を授与します。

知識技能
  1. 哲学、思想、宗教、文化の諸分野に関する深い教養を体系的に身につけている。
  2. 哲学、思想、宗教、文化の諸分野における研究を通じて、学問の基本的な方法を身につけている。
思考判断表現
  1. 哲学、思想、宗教、文化の学問的領域の分析方法を応用し、多面的かつ学際的な視点でものごとをとらえることができる。
  2. 立場や見解の異なる者に対しても公平な理解を示し、建設的な議論や判断をすることができる。
  3. 学問知、実践知を自分のことばで表現し、文章や口頭で他者に伝えることができる。
関心意欲態度
  1. 哲学、思想、宗教、文化の諸分野における学問的経験を活かし、未来において起こる新たな思潮を理解し、つねに自らの学問知を刷新しようとする意欲を有している。
  2. 自らの能力を社会に還元する意思と、社会のなかで自らを高める意欲を持ち、自らの生き方について責任を果たす姿勢を身につけている。
  3. コミュニティの重要性を理解し、その発展に貢献する積極性と協調性を身につけている。

カリキュラム・ポリシー(CP)

人文学科は、ディプロマ・ポリシー(学位授与方針)に示した資質・能力を総合的に備えた学生を育成するために、哲学ならびに宗教学を基盤としてさまざまな思想や事象を研究する「哲学・宗教文化コース」、及び学際的視点に基づいて多様な文化を多角的に研究する「カルチュラルスタディーズコース」において、以下のカリキュラムを編成します。

教育内容
  1. 知識を身につけ、学問の基本的な方法を修得し、卒業後も続く意欲と関心を養うために、学年にそって、哲学、思想、宗教、文化の諸分野を学ぶ科目を設けます。
    • 哲学領域においては、西洋哲学ならびに東洋哲学の基本的な流れと主だった哲学者の思想を学び、発展的に美学・芸術論や現代社会論などを学ぶための科目を配置します。
    • 宗教学領域においては、宗教史、宗教民俗学、宗教社会学、宗教人類学などを幅広く学び、異文化間理解と宗教、生命倫理など、現代的な問題を考察するための科目を配置します。
    • 文化領域においては、文学、哲学、文化人類学、批評理論を学び、多岐にわたる文化現象を学際的に分析し、議論するための科目を配置します。
  2. 知的好奇心と社会性を身につけ、建設的な議論の方法やプレゼンテーション、論文執筆の技法を修得するために、基礎ゼミならびに課題研究ゼミを1年次から4年次にわたって設けます。
  3. いずれの科目においても、多様な価値観を認め、コミュニティの発展に寄与するための姿勢を育てます。
教育方法
  1. PBL*の実践:1年次から4年次まで、ゼミをベースとしたPBLの実践で、問題発見力と問題解決力を鍛錬し、仲間とともに学ぶ機会をつくります。(*PBL=Project Based Learning)
  2. チーム・ティーチングの実践と学際的視点の涵養:現代に深く関わる問題をチーム・ティーチングで取り上げ、学際的に考える機会をつくります。
  3. 自立学習支援:自主的な研究会やシンポジウムの企画をサポートし、意欲の高い学生がさらに力を伸ばすことのできる環境を整えます。
  4. アクティブ・ラーニング型講義科目:大学教育の一方に少人数ゼミがあれば、もう一方に多数の学生がともに学ぶ講義がある。講義科目においても、部分的にグループワークを取り入れ、発表機会を設けるなどの工夫により、双方向型の授業を展開します。
  5. WAC*の実践:人文学を汎用性の高い能力とするために、とくに論文指導に力を入れ、1年生のゼミから論文指導を徹底する。あわせて研究上の倫理性も育みます。
    (*WAC=Writing Across Curriculum)
評価
  1. 卒業論文は4年間の集大成と位置づけ、複数教員の口述試験を経て、ルーブリックを用いた合議で評価します。
  2. DP達成度を「卒業時アンケート」によって確認し、その結果を教育課程の改善に役立てます。
  3. 毎学期、各授業における学生の定性的情報を交換し、個々の問題に対応するとともに、学科の教育課程の改善を図ります。
  4. 本学科の学びの特徴に応じたカリキュラムアセスメントを実施し、カリキュラムの中間評価を行います。

アドミッション・ポリシー(AP)

人文学科は、ディプロマ・ポリシー(学位授与方針)に示した資質・能力を総合的に備えた学生を育成するために、以下の資質・能力を備えた学生を求めます。

知識技能
  1. 高等学校で履修する教科のなかで、とくに国語、地理歴史、公民、外国語について教育内容を理解し、哲学、思想、宗教、文化の諸分野の専門的な学習に必要な高等学校卒業相当の知識と技能を身につけている。
思考判断表現
  1. ものごとを順序立てて論理的に考えることができる。
  2. 文章や口頭で、自身の考えをわかりやすく述べることができる。
関心意欲態度
  1. 文化や歴史、人間の生活にかかわるさまざまな問題に対して深い関心を持っている。
  2. 高度な読解力や分析力を身につけることに意欲がある。
  3. 自らの学びを通して社会に積極的に関わっていこうとする意欲がある。
  4. 他者の立場に立ってものごとを考え、行動する態度を身につけている。

カリキュラム

期待される主な進路

英語教員(中学校・高校)/IT産業/教育・教育産業/出版・編集業/観光業/ブライダル/冠婚葬祭業/金融・流通・不動産業/公務員/図書館員/博物館員/その他一般企業

現代的な文化も、伝統的な文化も、大衆的な文化も、芸術的な文化もジャンルの区分けを超えて幅広く研究し、テーマを発見する力、分析する力、論理的に考える力、考察の成果を発表する力を養います。文化を批判的に理解する力は、実社会のさまざまな場面で必要となります。