文学部 人文学科 国際文化コース

INTERCULTURAL RELATIONS course

Enjoy a labyrinth of thoughts where diverse cultures intersect

多様な文化が交錯する思考のラビリンスを楽しもう

世界には多様な文化があります。それぞれの文化を深く理解すると、ものごとの捉え方は一様ではなく、さまざまな価値や意味があることが分かります。
異文化コミュニケーションの喜びや楽しさを感じながら、現代、そして未来を生き抜くために必須となる国際的な視点を養います。

Cross-cultural understanding 多様な文化を多角的に学び異文化理解から新たな価値を創り出していく

文化の多様性を認識することが国際的な視点につながる

現代社会において大切なのは、世界のさまざまな文化が影響して文化の豊かさを生み出してきたことを理解すること。異なる文化や価値観を認め合う多文化共生の社会の実現に向け、豊かな教養を身につけ、共感力や想像力、コミュニケーション力を高めていきます。

英語コミュニケーション力を実践的に伸ばす

現代文化の考察と探究において最強のツールになるのが英語。英語コミュニケーション力強化プログラムとして4年間の「イングリッシュコミュニケーション」を選択することができます。専門的かつ実践的に英語力を鍛えることができます。

Subject of Learning アニメ、映画、音楽、文学。
多彩な作品が文化研究の対象に

アニメーション作品・海外ドラマ

コンテンツを「楽しい」と思えたら、それは文化研究の始まり。身近で簡単に楽しめるアニメも、学びの題材になります。日本の作品が海外でどのように翻訳されているかという分析や、作品に見られるジェンダー表現の分析をすることもあります。海外ドラマでは生活様式やコミュニケーション様式の違いに気づくこともあります。

ゼミ合宿・フィールドワーク

実践的な文化研究のために、ゼミ合宿などを実施して研究調査を行います。フィールドワークの基本を授業で身につけ、そのスキルを現場で試し、学びを深めます。仲間と一緒に体験を共有するのも、大学生活の醍醐味です。

国際文化コースの目指すこと

いま何より大切なのは、国際的な視点をもつこと。情報は国や地域の境界を越えて新たな文化的影響をもたらし、日常において、異文化を理解する必要性はますます高まっています。コミュニケーションについて、多様な文化について、多角的に学び、問いを立てて考察し、分析力・洞察力を鍛えます。切磋琢磨する少人数ゼミが大学生活4年間をとおして学びの中心。議論する力を養い、たがいに励まし合って、みずからのテーマを見出し、追究します。生一人ひとりの学びの計画において、英語を重視する学生の英語力アップにも力を入れています。英語教員育成にも重点を置き、社会貢献のできる人材を育成することを目指しています。

カリキュラムの特徴

1年次にさまざまな文化研究の実践例に触れ、英語のコミュニケーションも楽しみ、それぞれの学びの方法性を探ります。2年次で本格的にゼミに所属し、それぞれの関心に合わせて文化を多角的に考える分析力、英語を自在に使いこなすための応用力を高めます。そして3年次には、課題研究ゼミで専門的な学びを重ね、4年次で卒業論文を執筆。多様な題材から、自分自身の研究テーマを追究することができます。

ピックアップ授業

カルチュラルスタディーズ総論

「何を買い、何を着て、何を食べ、何を話すか」など、私たちの行動や発言の背後にある価値判断の基準や動機を分析。自己表現や行動が生み出す文化的な意味を考察しながら、日常を形成する文化を読み解きます。

文化の理解B(ディズニー文化の比較研究)

日本人の生活に深く浸透しているアメリカ文化のひとつである「ディズニー」を題材にして、大衆からの圧倒的な支持を受ける「魅力」から負の側面までを多角的に考察。文化研究の基本的な方法を学びます。

表現文化論

表現とは人が意識的に生み出す一方で、無意識にも生み出されるものと考えた上で、表現の多様さやそれぞれの特徴を理解。特に近現代において発達してきた表現手法の歴史的・社会的・文化的な経緯や意味を探究します。

異文化の理解C(日常生活のなかの文化)

世界各地の多様な生活や文化について、その根底にある価値観や考え方と関連づけて学習。日常生活で感じられる異文化に思いをめぐらせながら、多様な価値観の人々といかに共存していくべきかを考えます。

英語表現論

英語と日本語を比較し、言語・文化・社会の関わりを学びます。英語と日本語には、語彙や文法といった言語学的な違いのみならず、文化的・社会的な違いがあります。映画や小説、マンガなど身近な題材から具体的な事例を見て考察します。

English CommunicationⅠ~Ⅷ

語彙や構文の理解度向上や、読解力とリスニング力の強化を進めながら、英語と日本語の表現に見られる文化や価値観の違いを理解。英語での円滑なコミュニケーション能力を高めます。1年生から4年生まで、それぞれのレベルの授業を展開します。

期待される主な進路

  • 英語教員(中学校・高校)
  • IT産業
  • 教育・教育産業
  • 出版・編集業
  • 出版・編集業
  • 観光業
  • 冠婚葬祭業
  • 金融・流通・不動産業
  • 公務員
  • 図書館員
  • 博物館員
  • 大学院進学
  • その他一般企業

国際文化コースで得られる「テーマを発見・分析する力」「論理的に考え成果を発表する力」「文化を批判的に理解する力」は、実社会のあらゆる面で必要とされます。英語教員など専門職はもちろん、一般企業、公務員など幅広い進路が開かれています。Critical Thinking(論理的思考)を鍛錬すれば、あらゆることへのチャレンジが広がります。

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