鴨台会

NHK教育テレビ（Eテレ）『英語が伝わる！100のツボ』『3か月トピック英会話　栗原　　はるみの挑戦　こころを伝える英語』『3か月トピック英会話　TOKYOまちかどリスニ　　ング』など、テレビでも活躍してきた西蔭先生。まさに女優としての夢が叶う？

●NHKのお仕事をするきっかけはなんでしょう？

　NHKの方々とは、ビジネススクールの時代からお付き合いがありました。最初にお　　手伝いしたのは、『トライアル！インターネットで英会話』という番組の問題作成です。　　インターネットを利用した英会話講座は、NHKで初めての試みでした。ここで作った　　問題が100題、1,000題と貯まり、本として出版する話に発展。そのまま編集するのかと思って打合せに行ったら、担当者がニコニコしながら「西蔭さん、2,000題にしたいんだけど」と言うのです。「できる、できる」と言われると、煽てに乗りやすいタイプで（笑）、「そうですかね、できますかね」と引き受けてしまいました。

　さらにその本がNHKエデュケーショナルの方の目に留まり、SONYとの共同制作で　　『ビジネス英語』のe-learning版を担当することに。1年半がかりで7、8名でチームを　　編成し、ストーリーづくりから携わりました。こうした経緯があって、さらに番組づくりに　　かかわっていくようになります。

●ここでも新たな出会いがあったようですね

　新しい世界が開けたようでとても楽しかったですね。『ビジネス英語』がとても好評で、それから番組づくりに本格的に関わるようになりました。最初は、賀集利樹さん他が　　出演した『ミニ英会話　とっさのひとこと』。スキット（寸劇）の中に出てくる日常会話や　　旅行英会話ですぐに使える基本的なフレーズを紹介するもので、ヒロコ・グレースさんらが出演していたシリーズの続編を制作する際に声をかけていただきました。

　それから、三倉 茉奈さんと佳奈さん、マギー審司さんと『3か月トピック英会話』でご  一緒させていただいたこともありました。学生時代に演劇をやりたいという思いを持っていましたが、このような形で実現するとは、夢にも思っていなかったですね。人との出会い、ご縁に本当に恵まれていると感謝しています。

  もうお一人、忘れてはいけないのが、栗原はるみさんとの出会い。このお話は次回にさせていただきたいと思います。