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会長挨拶

鴨台会/会長挨拶

このたび大室了皓先生のあと、鴨台会会長の御指名を受けました。茲に、謹んで卒業生の皆さまに御挨拶を申し上げます。

私は昭和21年(1946年)9月、旧制度の大正大学文学部を卒業した、東京の里見達人と申します。私の世代は、あの激しい太平洋戦争を大学在学中に経験し、学生の相当数は戦地から再び戻ってまいりませんでした。

昭和20年、アメリカ空軍の空爆により焼け野原となった東京で、奇跡のように焼け残った大正大学に、終戦のあと、私を含めて生き残った学生が少しずつ戻ってきて、大学が再開されました。

以来、60余年、大正大学は幾多の危機を、その都度に大学を愛する卒業生たちの熱い思いと、それを授ける宗団の力によって乗り越えてまいりました。

古い卒業生であるが故に、私は久しく学校法人の役員の一人として遇してまいりましたので、創立90年を迎えた現在、すべての私立大学が未曽有の困難に遭遇していることを、身をもって感じております。

いま、各私立大学は生き残りをかけて全力をあげております。わが大正大学も例外ではありません。6学部をもつ本学がいまにして他大学と比肩を得るために、私は鴨台会会長として老骨に鞭うつ覚悟でおります。卒業生、皆さまの温かい御支援を母校・大正大学のお寄せくださることを切に御願い申し上げます。

鴨台会会長  里見達人