学部・大学院

DEPARTMENT

このコースがめざすこと

祖師の教えを現代社会に活かせる僧侶を育成

宗学コースでは、「天台学コース」「真言豊山学コース」「真言智山学コース」「浄土学コース」という大正大学設立4宗派と時宗学を学べるコースを設けています。各宗派の僧侶に必要な知識と技術を実践的に学ぶとともに、宗学の基礎であるインド・中国から日本までの全仏教を総合的に学ぶことができます。

専任教員は19名。4年間一貫の少人数教育の体制を整え、仏教全般の基本的な教養や各宗派の教学、宗史、法儀について基礎から学びます。仏教と実社会の関わりも視野に入れながら、宗派の教えを現代社会に活かすことができる人材を育成します。

3つのポイント

  • POINT儀礼を正しく勤める力を
    実践的に学びます

    国内外で実績を積んだ教員が学生を指導。各宗派の専門知識を習得するとともに、法儀研究に取り組む授業や「教え」を実践する場を豊富に用意し、儀礼を正しく勤める力を身につけます。

  • POINT密度の濃い授業で仏教の
    教えを身につけます

    僧侶の役割は、「お経を読む」ことだけではありません。社会における仏教の価値とはどんなものなのか。また、仏教をとりまく現代的な問題と、どう向き合っていくのか。時間をかけて丁寧に、密度の濃い教育を展開します。

  • POINT現代社会に対応した
    教化・伝道を学びます

    宗学コースでは、地域社会や一般社会で活躍する僧侶・仏教者の育成をめざします。「実践僧侶論」など、実社会と連携するプログラムを多数用意するほか、社会教化に関する科目を配置しています。

教育方針

ディプロマ・ポリシー(DP)

仏教学科は、大学が掲げている教育ビジョン「4つの人となる」を、生涯を通じて体得していこうとする学生を育成するために、仏教学科の教育課程を修了し、以下の資質・能力を備えた学生に学位を授与します。

知識技能
  1. 仏教学科の学び(仏教学・宗学・国際教養)に関する幅広い知識と研究方法を身につけている。
  2. 仏教学科の学びで得た知識と研究方法や技能を、現実社会の中で活用できる。
思考判断表現
  1. 仏教学科におけるさまざまな学問的領域について、自らの学びの対象とした研究や方法論を通じて多面的に思考・判断することができる。
  2. 自ら学び体験したことを、他者や地域社会・世界に向けて、論理的・創造的に表現することができる。
関心意欲態度
  1. より良い社会の形成と発展のために、多様な価値観を認め、他者と協働しながら、仏教学科での修学内容を主体的かつ実践的に活かそうとする姿勢を身につけている。

カリキュラム・ポリシー(CP)

仏教学科は、ディプロマ・ポリシー(学位授与方針)に示した資質・能力を総合的に身につけている学生を育成するために、仏教学コース、宗学コース及び国際教養コースにおいて、以下のカリキュラムを編成します。

教育内容

(1)仏教を中心とした思想・歴史・文化に関わる幅広い知識と研究方法を身につけ、またそれらを現実社会の中で活用できる能力を身につけるために、各学年において、仏教学・宗学・国際教養の諸分野を学ぶ科目を配置します。
仏教学科における専門教育科目は、大きく基礎部門と専門・応用部門に分けられます。

基礎部門

釈尊から日本に至る仏教の歴史と思想の全体像を体系的に把握するための科目と、少人数教育により仏教学・宗学・国際教養それぞれの基礎知識の習得をはかる科目を配置します。

専門・応用部門

  1. 仏教学コース 仏教の幅広い知見を得るための科目群を配置します。
  2. 宗学コース 各宗派の教学と歴史を知るための科目群を配置するとともに、僧侶として必須の儀礼や実践を習得する法儀部門を配置します。
  3. 国際教養コース 仏教と日本文化の魅力を世界に発信できる人材育成のための科目群を配置します。
  4. 語学系科目 仏教学・宗学習得に必須である漢文・サンスクリット語等に関する科目を配置、また国際教養には英語力向上を図る科目を配置します。
  5. 学科共通科目 他者や社会に発信し、現実社会で主体的実践的に活かせる仏教を修得するため、仏教文化に関する科目群や現代社会と仏教の関わりに関する科目群を設置します。
  6. 専門研究 3・4年次には専門研究科目を設け、自らの問いに多面的・重層的に思考し、解決をはかる研究方法の修得と実践力を養い、その成果は卒業論文・卒業研究として論理的・創造的にひとつの形にまとめあげます。

(2)多面的に思考判断し、他者や地域社会に向けて論理的・創造的に表現する能力を身につけるために、1年次から4年次にわたって、基礎ゼミナールや専門研究などの科目を設けます。

(3)いずれの科目においても、多様な価値観を認め、他者と協働しながら、修学内容を主体的かつ実践的に活かそうとする姿勢を育てることを目的とします。

教育方法
  1. 基礎部門では学修内容の振り返りと小テストを実施し、仏教学科の学びの基礎を着実に修得できるようにします。
  2. 主体的な学びの力の育成・問題解決のための協働の実践をはかるアクティブラーニングを専門分野科目群で取り入れます。
  3. サービスラーニング等を通じ、仏教の意義や魅力を社会に表現・発信する能力を養います。
  4. 大学外での実習や研修を通じ、主体的実践的な仏教学科の学びを体験し身につけます。
  5. 基礎ゼミナールや専門研究では少人数教育を実施し、専門的な知識と技能を修得できるようにします。さらに個別指導により、各自の関心疑問の掘り下げと資質・能力の向上を図りながら、卒業論文・卒業研究を完成できるようにします。
評価
  1. 教育課程の科目ごとに到達目標を設定し、到達度を試験・論文・発表・実技等の必要な方法によって学修成果を評価します。
  2. 4年間の総括的な学習成果である卒業論文・卒業研究に対して、担当教員による評価と口述試験を行い、DPに示された資質・能力の達成状況を評価します。
  3. カリキュラム改善のために、学生の修得状況を学科教員内で情報共有し、アセスメントを実施します。

アドミッション・ポリシー(AP)

仏教学科は、ディプロマ・ポリシー(学位授与方針)に示した資質・能力を総合的に身につけている学生を育成するために、以下の資質・能力を備えた学生を求めます。

知識技能
  1. 高等学校での教育課程において学習した科目のうち、とくに仏教学科の学び(仏教学・宗学・国際教養)に必要な国語・地理歴史・外国語等について基礎的な知識・技能を修得している。
思考判断表現
  1. ものごとを論理的に説明することができる。
  2. 興味や関心のある事柄を、自らの言葉と視点で説明することができる。
関心意欲態度
  1. 仏教学科の学びに関連する事象に深い関心を持っている
  2. 新たな知識や他者の意見に触れることを喜びと感じ、多様な価値観を認め、自らの思索を深めていこうとする、開かれた姿勢をもっている。
  3. 社会のさまざまな事象を自らに関わる問題として捉え、自身の学びを地域や社会に活かし、他者とともに積極的に解決していこうとする意欲をもっている。

カリキュラム

期待される主な進路

僧職 / 各宗派本山・団体職員 / 海外NGO職員 / 公務員、公的施設職員、社会教育主事 / 教育機関、教育産業 / 美術関連、芸術関連 / 教員、大学院での研究 / マスコミ、出版関係 / 博物館、資料館、図書館などの職員 / 福祉施設、医療施設 / その他一般企業(冠婚葬祭業、出版、サービス業など) ほか

※所属宗派によって進路は異なります

仏教を学んだ者として自らを律し、他者の立場に立って考え、行動する姿勢が身につきます。さらに、仏教の思想と行動を理解し、それに現代に活かす力と努力を惜しまない心が育まれます。

担当教員

(2019年4月現在)