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11/7(火)、マレーシア文化遺産「マレーシアの人形劇ポテヒ」特別講義+デモンストレーション開催のお知らせ

11/7(火)大正大学礼拝堂において、マレーシア文化遺産のひとつにあげられる「マレーシアの人形劇ポテヒ」の日本公演関連イベントとして、特別講義+デモンストレーションが開催されます。

■概 要
日 時:2017117日(火)1310分~1440
会 場:大正大学 礼拝堂(東京都豊島区西巣鴨3-20-1
    ※入場無料

■内 容
1.芸術監督タン・スイペン氏による特別講義
2.デモンストレーション≪ペナン島の物語≫

 

■経 緯
本企画は、大正大学文学部人文学科 准教授 伏木香織先生とマレーシア科学大学(マレーシア・ペナン州)のスクール・オブ・アーツで民族音楽学を教えていらっしゃるタン・スイベン教授との共同企画です。
タン先生は、2013年に伏木先生の発案で始まった「東南アジアのポテヒ」の国際共同研究の共同研究者のうちのひとりで、マレーシアにおけるポテヒの研究とその復興に関わってきました。
この復興運動の中で、マレーシアでは既存の劇団の活動を調査、ドキュメント化、アーカーイブ化するとともに、若者たちにそれを学ばせる活動をもしてきました。
日本・マレーシア双方の若者たちが交流を通して、それぞれの社会と互いの社会を理解し、よりよくするための足がかりとすることを目的に掲げているため、地域の方々にも公開させていただく運びとなりました。

■「人形劇ポテヒ」について
 今回、Ombak-Ombak ART studioによって上演される人形劇ポテヒは、そもそも福建系の華人によって中国福建省・泉州近隣から台湾や東南アジアへともたらされたものです。それぞれの地で独自の発展を遂げましたが、マレーシアでは歌芝居の人形劇という形で伝えられてきました。しかし社会の変容の中で、ポテヒは一度、ほとんど消滅しようとしていました。そこでOmbak-Ombak ART Studio では、その技術の伝統的な形を民族や母語の違い、歴史や慣習など文化的背景の違いを超えて、すべての人々が学ぶとともに、マレーシアの文化として再創造してきました。
 その結果、ポテヒはマレーシアの文化遺産のひとつとして、再び息を吹き返してきたのです。また今回は、こうした取り組みをマレーシア国内でも継続するために、マレーシアの若者たちが海外公演を通じ、芸能を創造、継承するモチベーションを得ることを目的ともしています。
 本企画を通して、日本に暮らす私たちもまた、身近に多くの多様な文化的背景をもった人々がいるということに気づくこと、そしてその人たちと触れ合い、交流を深めてもらうきっかけとして、文化実践が直接的に大きな役割を果たすということを知ってもらうことを期待しています。日本もまた多様な人々が暮らす社会であるという現実を受け入れ、価値観の相違を理解することは、真に国際的な社会を創造することに繋がると思うのです。