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【著書出版】名誉教授・星野英紀先生編者『東日本大震災後の宗教とコミュニティ』が刊行されました

本学名誉教授・星野英紀先生が編者を務めた『東日本大震災後の宗教とコミュニティ』が刊行されました。

同書は、2011年3月11日の東日本大震災の発災直後から断続的に敢行された総合的な宗教調査の結果がまとめられたものです。
福島県の浜通り（いわき市および相双地区）を主たるフィールドに、真言宗・浄土宗をはじめとした寺院・仏教者、神社・神職、教会・キリスト者、天理教・創価学会等といった新宗教団体・会員の救援・支援活動の実態が詳しく描かれています。

星野英紀先生と本学非常勤講師でもあられる弓山達也先生（東京工業大学）が編者を務め、本学の寺田喜朗・齋藤知明・星野壮・小川有閑・高瀨顕功の各先生、宗教学専攻の院生である小林惇道・魚尾和暎さんも執筆に加わってます。

 東日本大震災と宗教の関係を扱った初の本格的な実証研究といえる成果であり、現代社会における宗教の公益性を考える上で必読の書といえるでしょう。