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【お知らせ】第4回 首都圏中規模大学広報勉強会を開催しました

Webサイトのターゲットは誰なのか
~Webサイト施策の要点を考える〜

2023年6月23日(金)、『第4回 首都圏中規模大学広報勉強会(主催:大正大学/協賛:追手門学院大学・東洋学園大学・目白大学)』を開催しました。テーマは「大学公式Webサイトの全体設計とコンテンツ運用」。18大学・団体の26人が参加しました。大学広報の手段としてますます重要性が強まるWebサイト施策。どの大学も関心度の高いテーマで、講演に対する質疑応答、参加大学による事例紹介や意見交換も熱を帯び、充実した勉強会になりました。


最新事例研究「Webサイトと大学ブランディング」

第1部では学園ブランディングのコンサルティング会社・株式会社ボーダリズムの酒井文也氏、横地祐人が、Webサイトをメインとした、学園ブランディングのさまざまな事例を紹介。タグラインやメインビジュアルの設定、プロモーションムービーや各種広報ツールの連動の仕方などを講演しました。各大学の「らしさ」をどのように表現すべきなのか考え、現状のWebサイトが広報のコンセプトを反映した「顔つき」になっているのか、再点検することを訴えました。また、高校生の全国調査を実施したアロー教育総合研究所より、大学のWebサイトから高校生はどんな情報を収集しているのか、実態リサーチの概要報告を行いました。

▲株式会社ボーダリズムのプランナー/クリエイティブディレクター横地祐人氏が講演。大学のWebサイトを閲覧する「高校生の平均滞在時間は約150秒」というデータを示した上で、2分30秒という短時間で高校生の共感を誘い、リピーターへと変えていく必要があると議題を提起した。

 
▲酒井氏資料(左)「多様な広報メディアの統一感が大切」。アロー総研資料(右)「『読み物コンテンツ』は読ませる工夫を」。

求めるのはブランディング?マーケティング?

第2部では、参加大学のうち9大学の広報担当者が、現状Webサイトの設計コンセプトや課題をプレゼンテーション、意見交換を行いました。論点のひとつになったのは、「総合サイトのターゲットとして、受験生をどの程度重視すべきか」という問題。ボーダリズム代表の酒井文也氏は「受験生募集の成否は学園広報の指標でもあり軽視できない。広報コンセプトを再確認しながら、大学ごとに判断していくべき」とコメントしました。
また、大学上層部から「オープンキャンパスの日程など、志願者増に直結する情報をメインコンテンツとして掲載するよう指示を受けた」といった現場担当者の報告も。横地氏は「マーケティングとブランディングを混同しているケースが多々ある。Webサイトの企画立ち上げの際は、『ブランディング』の重要性を忘れないようにしたい」と述べました。

  
▲各大学の広報担当者がWebサイトについてプレゼンテーション。これまでの慣例を廃し、思い切ったコンセプトで構築されたWebサイトが好評。一方、サイトオープンから時間が過ぎ、コンテンツやインフラ見直しを迫られる大学も。


—–今後の予定—–
『首都圏中規模大学広報勉強会』、次回は2023年9月ごろ開催予定。「懇親会」をメインにする想定ですが、詳細は後日お知らせします。これまでの勉強会に不参加のみなさまも参加可能です。

■ 首都圏中規模大学広報勉強会に関するお問い合わせ
【事務局】
アロー教育総合研究所 田嶋 裕
Tel.03-3259-2851/kohobenkyokai@gmail.com まで

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