ラーニングコモンズのブログ

【開催レポート】特別開催！オープンキャンパスで知的書評合戦ビブリオバトル～第2ゲーム～

みなさんこんにちは、コンシェルジュの岩下です。

前の記事（/wp/wp-content/uploads/learning_commons/2014/07/31-093639.html）に引き続き、7/27（日）のオープンキャンパスにて特別開催された知的書評合戦ビブリオバトルの開催レポートをお届けします。

第2ゲームは4名の在学生で戦いました。テーマは第1ゲームと同じく「夏」。さて、在学生のみなさんは一体どんな本を紹介してくださるのでしょうか？

▲いざ、第2ゲームへ！

第2ゲームの最初に登場したのは、バタヤンさんです。紹介する本は『ハローバイバイ・関暁夫の都市伝説―信じるか信じないかはあなた次第』。バタヤンさんによると、収録されているのは「口裂け女の出征の秘密」などの都市伝説だそうです。中でもバタヤンさんが一番怖いと思ったのは「携帯電話の最終形態」の話だそうです。バタヤンさん「この本では、未来の携帯電話は人体に埋め込んで使用できるように進化することが予想されています。そうすると『〇〇さんと話をしたいな』と思っただけで電話を掛けることができるようになるかもしれません。しかし、万が一電子機器が誤作動を起こしてしまったら・・・・・・どうなるのでしょう？」。バタヤンさん、夏にふさわしくゾッとする話をありがとうございました！

 

二番目に登場したのは、つい前日に「ドラゴンクエストVII」をプレイし始めたばかりという能藤（のとう）さんです。紹介する本は『ドラゴンクエスト２５ｔｈアニバーサリーモンスター大図鑑』。この本では、ドラゴンクエストシリーズに登場したモンスター（2011年11月発売タイトルまで）が網羅されているそうです。能藤さん「夏といえば冒険、冒険といえばドラゴンクエストです。ドラゴンクエストは2011年で25周年を迎えました。みなさんの中にも、勇者として数々の修羅場をくぐってきた方がいらっしゃるのでは？この本には、経験値を求めて追い回したアイツや、あと一歩のところでベホマを使われて詳しい思いをしたアイツも収録されています。ぜひ、胸を躍らせてご覧ください」。キラキラした瞳で、モンスターとの戦いについて語ってくれた能藤さんでした。

 

続いて高らかにマイ鳴子を鳴らしながら登場したのは、高知県出身のタカムーさんです。紹介する本は『ナツメキッ！！ 〈１〉』。この本は、よさこいを題材とした少女漫画として高知で話題沸騰中なのだそうです。ちなみに、冒頭でタカムーさんが鳴らしていた「鳴子」とは、よさこい踊りで使用する道具です。タカムーさん「よさこいを通して仲間の大切さを教えてくれるストーリーはもちろん素晴らしいですが、何といってもすごいのは作中にちゃんと『本物』が登場するところです。漫画や映像作品に実際の物事や商品を登場させるためにはきちんとした許可を取る必要があるのですが、その作業にはとても手間がかかるんです。しかし、この作者はきちんと各方面に許可を取って『本物』を登場させています。これは、本当にすごいことなんです！」。さすが、放送映像コースに所属してオリジナル作品を作り続けているタカムーさんならではの着眼点ですね。

 

四番目、第2ゲームの最後に登場したのはりょーりょーさんです。紹介する本は『ドラことば―心に響くドラえもん名言集』。この本には、『ドラえもん』に登場する膨大なセリフの中から読者が選んだ一押しのセリフが収録されているそうです。りょーりょーさんがこの本と出合ったのは高校3年生の時だったそうです。当時すでに進路が決まっていたりょーりょーさんですが、この本と出会ってから「自分が本当にやりたいこと」をやろうと決心し、急遽進路を変えたのだとか。りょーりょーさんが本当にやりたかったこととは、小説を書くこと。今は、そのための力を蓄えているところだそうです。りょーりょーさん「本当に、この本によって人生が変わりました。この本は『自分は今、幸せである』ということを教えてくれるんです」。りょーりょーさんの力強い言葉に、ギャラリーとして集まっていた高校生のみなさんも真剣な表情で頷いていました。

 

以上で第2ゲームの参加バトラー4名による4冊の本の紹介が終わりました。

そして投票の結果、チャンプ本に輝いたのは・・・・・・りょーりょーさんが紹介してくださったドラことば―心に響くドラえもん名言集』でした！おめでとうございます！！！

▲チャンプ本『ドラことば―心に響くドラえもん名言集』と紹介者のりょーりょーさんです。
ブルーのポロシャツは、もちろんドラえもんを意識したコーディネイトだそう。

参加者多数のため急遽2ゲームに分けて開催した知的書評合戦ビブリオバトルでしたが、両ゲームとも熱気あふれる良い戦いとなりました。高校生の初々しさも、在学生の力強さも、どちらも素晴らしかったと思います。

バトラーとして参加してくださった高校生のみなさんとは、みなさんが大学生になっても何らかの形で一緒に知的書評合戦ビブリオバトルを楽しめることを願っています。在学生のみなさんも、その時を楽しみにしてより一層腕を磨いておきましょうね。

ところで、8/23（日）のオープンキャンパスでも、高校生と在学生とで一緒に知的書評合戦ビブリオバトルを開催します。高校生のみなさんはアドミッションセンターからのお知らせ（/admission/fac_ad/talk_adself/blog/2014/07/30-141937.html）をご覧ください。なお、在学生のみなさんにはT-Poでご連絡を行っています。

それでは、次回のゲームでお会いしましょう～　ヾ(*’▽’*)o