図書館・研究所

知と情報の集約

研究案内

親子・家族へのケアプログラム

当研究所では現在、地域における子育て支援の一環として、ペアレントトレーニングとPCIT(親子相互交流療法:Parent-Child Interaction Therapy)、家族のためのケアプログラム「AF-CBT(家族のための代替案:認知行動療法)」を実施しております。
どれも、親子関係の質向上を目的としたプログラムですが、ペアレントトレーニングは保護者を対象としたグループ、PCITとAF-CBTは各親子(個別)で行われます。
それぞれの詳細、ならびに申し込みについては、以下の案内をご覧ください。

ペアレントトレーニング

対象:発達障害のある子どもの保護者、子育てに困難を感じている保護者(子どもの年齢:4~10歳)

内容:子育てに困難を感じている保護者が、子どもへの接し方を学ぶグループプログラムです。
効果的なほめ方、指示の出し方の工夫をロールプレイを交えながら学び、ご家庭の毎日が少しスムーズに、楽に過ごせるための具体的で効果的な対応方法をグループみんなで考えます。

AF-CBT(家族のための代替案:認知行動療法)

対象:保護者と子ども(子どもの年齢:5~17歳)

内容:米国で身体的虐待への有効性が実証された数少ないプログラムの1つで、家庭内での頻繁な衝突や怒り、手をあげてしまう等、しつけについての心配事を抱えた家族のためのプログラムです。
家族が安心して暮らせるようになること、親子関係をよりよいものにすることを目標に、様々なスキルを学びながら、暴力や暴言に代わるよりよい方法(代替案)を見つけるお手伝いをします。

*AF-CBT JapanのHPへ

PCIT(親子相互交流療法)

対象:DV被害親子、虐待や養育不全が起きている親子、問題行動がみられる子どもとその保護者。(子どもの年齢:2~7歳)

内容:子どものこころや行動の問題、育児に悩む保護者の両者に対し、親子の相互交流を深め、その質を高めることによって回復に向かうよう働きかける心理療法です。
面接室で子どもと遊びながら、効果的なほめ方、指示の出し方の工夫を、トランシーバーを利用して直接アドバイスを受けながら学びます。

お問い合せ
大正大学カウンセリング研究所
担当:西牧、保科、黒田、飯島、旭、石橋
  • 03-5394-3035
    (9:00~17:00)

新入生サポート・プロジェクト–みんなで考える問題解決アプローチ–

当研究所内では、英国バース大学との共同研究として、大学入学に伴う大きな変化や課題に直面する新入生を対象にグループプログラム「新入生サポート・プロジェクト」を実施し、発達障害を抱える学生への予防的介入効果の検討を行っています。

詳細はこちら

※大正大学の学部1年生(新入生)が対象となります。

お問い合せ
大正大学カウンセリング研究所
担当:西牧、保科、黒田
  • 03-5394-3035
    (9:00~17:00)
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