キャンパスライフ

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学生相談室

学生の皆さんへ ―新型コロナウィルス感染症に対する対応について―

新型コロナウィルス感染症の世界中で猛威を振るう中で、皆さんの学生生活もまたこれまで経験したことのないような困難に直面しています。さまざまな情報が行き交う先の見えない状況は不安を高めます。皆さんの心身の健康を保ち、この大変な局面を乗り切るために、以下を参考にしていただければ幸いです。


1.感染症についての正確な知識や情報を知りましょう。

今、世界の多くの国々で起きているような感染爆発が起これば、日本においても医療崩壊が生じる危険性が高まります。そのような最悪の事態を防ぐためには、私たちひとりひとりの行動が大切です。貴方自身のために、そして貴方の周囲の人達のためにも、日常生活での感染防止に努めましょう。

※コロナウィルス感染症の正確な情報、感染防止のための生活の工夫、行動指針については厚生労働省のウェブページも参考にしてください。

 2.心理的な反応について知りましょう。

感染症拡大のようなストレスに常に晒されるような状況下では、以下のような不安や恐怖、落ち込み、孤独感などの心理的な反応が現れることがあります。また、こうした反応の現れるタイミングや強さには個人差があります。中には、倦怠感や体調不良等の身体的反応として現れる人もあります。これらの反応は自然なことなので自分の弱さのせいだと自らを責めたり、焦ったりする必要はありません。

・感染すること、させるかもしれないと考えることで普段の生活が送れなくなること。学生生活や将来に対する不安や恐怖

・生活全般の不自由さ、不全感に伴う辛さや落ち込み

・家で過ごす時間が長くなることに伴う孤独感、倦怠感

・自由が失われ、我慢を強いられることに対する怒り

3.不安やストレスへの対処法を試してみましょう。

このようなストレス状況下では、自分の心身をいたわることが大切です。

以下の中に、できることがあれば、試してみましょう。

・バランスの良い食事を取り、可能な範囲で適度な運動と十分な睡眠を取りましょう。

・ストレス対処のためにアルコールやたばこ、薬物を摂取するのは避けましょう

・不安や心配な時に、SNSやニュースなどで過度に多くの情報に接することは控えましょう。

・シンプルな作業、楽しさや安心を感じられるような活動をしてみましょう。掃除や洗濯などの普段の家事、音楽を聴く、楽しい動画を見る、好きな食べ物や飲み物を味わう、本を読むなど、自分に適したことを試してみましょう。

・セルフケアのためのウェブサイトやアプリ等を上手く活用して、リラクゼーション方法を試してみることも良いでしょう。


4.つながりを保ちましょう。

身近な人に直接会うことは難しくても、電話やSNSなどを使い、バーチャルなつながりを保ちましょう。お互いの気持ちを共有したり、相手の声を聴いたりすることで、落ち着きを取り戻したり、安心することができるしょう。

 

【電話相談について】
現在、入講制限により来談のできない学生の皆さんのために、学生相談室では電話相談を受け付けています。
ご相談がある場合は、受付時間内に電話でお問い合わせください。

【問合せ・相談電話】
 03-5394-5041(学生相談室直通)
  
  月曜~金曜 午前10:001200
        午後13:001700

なお、今後の状況により変更される可能性があります。
最新の情報については、随時、大正大学ホームページでご案内しますのでご確認ください。

 

〇外部参考ウェブサイト
新型コロナウイルス感染症について(厚生労働省)
こころの健康を守るために(厚生労働省)
SNS相談(厚生労働省)
電話相談(厚生労働省)
日本赤十字社 (2020). 「感染症流行期にこころの健康を保つために」シリーズ
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