大正大学 スガモで育む日本の未来。

文学研究科 宗教学専攻
宗教の叡智やその研究理論を学び東西の哲学の原点を繙く

2021年度より新たな専門分野「言語文化」を新設し、4分野の研究を志望する学生の学びを支援いたします。

本専攻は宗教学・東洋哲学・西洋哲学の3分野で構成され、多様な研究方法をもって古今東西の哲学・思想・宗教を学び、死生観、生命倫理、宗教教育などの現代的課題をも研究します。一人ひとりが先行研究を充分に理解した上で自分の問題意識を明確にし、研究関心を深めることをめざします。

研究キーワード

  • 宗教学
  • 東洋哲学
  • 西洋哲学

将来の活躍イメージ

  • 研究者
  • 教員
  • 公務員・団体職員

学びの特色

先行研究を押さえ、自己の研究関心を定める

最前線の研究発表に触れることで、自己の研究活動を活性化させる
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最前線の研究発表に触れることで、自己の研究活動を活性化させる

最前線の研究発表に触れることで、自己の研究活動を活性化させる

宗教学・西洋哲学・東洋哲学の研究室は、それぞれ重厚な歴史を有し、学界・文壇に多くの人材を輩出してきました。学会・研究活動も盛んです。学会に参加することは、自身の研究成果を広く公表することができるだけでなく、最新の研究動向を掴んだり、他大学の研究者・大学院生と交流することができる貴重な機会です。本専攻では、早い年次からの積極的な学会参加を奨励しています。

座学だけではなく、現地調査を行い「実地の学び」を経験値にする
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座学だけではなく、現地調査を行い「実地の学び」を経験値にする

座学だけではなく、現地調査を行い「実地の学び」を経験値にする

本専攻では、被災地福島での現地調査をはじめ、さまざまなテーマに関する研究会を定期的に開催するなど、座学に終わらない「実地の学び」にも力を入れています。
その他にも現代社会をめぐる様々な問題・思想的な課題にどのようにアプローチするか等、アクチュアルな関心を有する教授陣が多く、フィールドワークや研究室旅行も活発に行われています。

他大学院の授業を受講できるメリットを活かして視野を広げる
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他大学院の授業を受講できるメリットを活かして視野を広げる

他大学院の授業を受講できるメリットを活かして視野を広げる

広い視野で高度な学術研究を行える場として、本学では首都圏6校と単位互換制度を締結しています。他大学院の授業を受講することによって、新たな視野が広がるだけではなく、他大学の大学院生との研究交流をすることができます。

先輩の声

大場あや

好きなことをとことん掘り下げ、
世の中の本質を追究する

大学院の博士課程で、東北地方の葬儀について研究を行っています。フィールドワークを通じて、地域の葬儀を相互扶助する「契約講」の変遷を明らかにするのがこの研究の目的。指導教員である寺田喜朗先生にもアドバイスをもらいながら、博士論文の執筆を進めています。研究室には現在15名の院生が在籍しており、他の大学院に比べても人数が多いため、学内での発表や意見交換も活発。興味のある分野をとことん掘り下げ、先行研究で紹介されていない新たな発見が得られたときが、研究の一番の喜びです。

文学研究科 宗教学専攻 博士後期課程修了 大場あや

山口県 宇部フロンティア大学付属香川高等学校 出身

東京外国語大学 外国語学部 卒業

PICK UP

寺田 喜朗先生

  • 専門分野

    宗教学・宗教社会学、実践的な社会学的調査研究、国内外の新宗教研究、コミュニティと宗教の関係性等

  • 研究テーマ

    地域社会における宗教の存在形態と機能、宗教の異文化受容、近現代社会における宗教運動の展開パターンの分析、調査研究における実証性の検討

いくつかのテーマに関する研究を並行して進めています。これまで着手してきたのは、①東北・九州・東海の農山漁村を対象とした村落宗教の研究(契約講・魚供養・オザ等)、②創価学会・立正佼成会・生長の家・法音寺等をはじめとした新宗教の研究、③姉崎正治や山尾三省等を対象とした人物の研究、④宗教社会学の概念や理論に関する学説研究等と分類することができます。たとえば新宗教研究の場合、宗教への勧誘→入信→教化のメカニズムの比較分析を行う教導システム論や宗教運動のタイプ(霊能型・テクスト型)と展開パターンを分析する類型間移行論等が具体的なテーマとなります。その他にもいくつかこだわっている研究テーマがありますが、いずれも実証的な文献研究やフィールドワークからボトムアップ式に議論を展開することを心がけています。

担当科目

MD宗教社会学特論、MD宗教学特論F、M宗教学基礎論A

授業の特徴

宗教学(宗教を客観的な立場から経験的に研究する学問領域)および宗教社会学(宗教と社会の関係性を考究する学問領域)に関する専門的な論文を購読し、それを元にディスカッションを行います。研究論文の書き手を養成すること、その訓練・教導を行うことが最大の目的です。参加者には、調査研究の手法、論文の型、鍵概念等にこだわった読みと分析的なコメントを心がけてもらっています。また、長期休暇を活用して、様々な宗教施設や聖地、教団の見学・視察等も行っています。

修士課程

自主的に課題を発見し・解決に取り組む姿勢を育てます

宗教学専攻博士前期(修士)課程は以下のようなポリシーを持って運営します。

1.修士課程での大きな目的
宗教学・西洋哲学・東洋哲学に関する学問的基礎を身につけ、修士論文を完成させることを目的としています。
2.指導ポリシー
学生の興味・関心に寄り添いながら懇切・丁寧に指導することを心がけています。
3.修士論文を完成するために
それぞれの研究領域における情報収集のツールや手法、データの分析方法等を学ぶと共に、研究の世界の常識や作法を知り、より完成度が高い修士論文の制作を目指します。

博士課程

一人の研究者としての実績をつくる

宗教学専攻博士後期課程は以下のようなポリシーを持って運営します。

1.博士課程での大きな目的
宗教学・西洋哲学・東洋哲学に関する研究を実践し、博士論文を完成させることを目的としています。
2.一人の研究者としての実践
博士課程の大学院生に対しては、一人の研究者としての実践を期待しています。具体的には、学会での研究発表および論文の執筆・投稿です。論文の投稿を繰り返すことで博士論文の完成が見えてきます。これまで多くの課程博士を輩出してきました。具体的なノウハウを教授します。

卒業後の主な進路

  • 大学教員
  • 文化庁職員
  • フリーライター
  • 一般企業

教育方針

ディプロマ・ポリシー(DP)

宗教学専攻は、大学が掲げている教育ビジョン「4つの人となる」を、生涯を通じて体得していこうとする大学院生を育成するために、宗教学専攻の教育課程を修了し、以下の資質・能力を身につけた大学院生に学位を授与します。

  博士前期課程 博士後期課程
知識技能
  1. 東洋哲学、西洋哲学、比較思想ならびに宗教学分野に関する基本的な専門知識を身につけ、体系的に理解している。
  2. 当該研究領域や社会で認められる研究倫理をともなった調査研究の基本的な方法を身につけ、理解している。
  1. 東洋哲学、西洋哲学、比較思想ならびに宗教学分野に関する専門知識を身につけ、体系的に理解し、独創的な知見を付け加えることができる。
  2. 当該研究領域や社会で認められる研究倫理をともなった調査研究の方法を身につけ、理解し、発展させることができる。
思考判断表現
  1. 自ら設定した課題内の問題を発見し、関連の学術領域の成果の中に位置づけて、多面的かつ重層的に思考し、その解決に向けて実証的・論理的に説明し、発表することができる。
  2. 自らとは異なる思想、価値観についても共感的に受け止め、自他それぞれの意見を論理的・創造的に対比して考察することができる。
  1. 自ら設定した課題内の問題を発見し、関連の学術領域の成果の中に位置づけて、広い視野を持って多面的かつ重層的に思考し、その解決に向けて実証的・論理的に説明し、提言、発表することができる。
  2. 自らとは異なる思想、価値観についても共感的に受け止め、自他それぞれの意見を論理的・創造的に対比、発展させることができる。
関心意欲態度
  1. 価値観の多様性の尊重と共生の精神に基づいた地域・社会・世界の形成と発展に寄与していくために、研究成果を発信し、実践的に生かす姿勢を持っている。
  1. 価値観の多様性の尊重と共生の精神に基づいた地域・社会・世界の形成と発展に寄与していくために、研究成果を発信し、実践的に生かす姿勢を持っている

カリキュラム・ポリシー(CP)

宗教学専攻は、ディプロマ・ポリシー(学位授与方針)に示した資質・能力を総合的に身につけている大学院生を育成するために、各課程において、以下のカリキュラムを編成します。

  博士前期課程 博士後期課程
教育内容
  1. 東洋哲学、西洋哲学、比較思想ならびに宗教学分野において研究を行うための基本的な専門知識を身につけ、体系的に理解させるために、基礎論科目を設けます。
  2. 各専門分野における専門的知識、当該研究領域や社会で認められる研究倫理をともなった調査研究及び発表の基本的技能を習得するために、特論科目を設けます。
  3. 自ら設定した課題に基づいて、関連の学術領域の成果の中に位置づけられた実証的・論理的な論文の作成が可能となるように、特殊研究科目を設けます。
  4. いずれの科目においても、自らと異なる思想、価値観を共感的に受け止め、価値多様性を尊重し、共生の精神に基づいた地域・社会・世界の発展に寄与するための姿勢と問題意識を育てます。
  1. 各専門分野における専門的知識、当該研究領域や社会で認められる研究倫理をともなった調査研究及び発表の発展的な技能を習得するために、特論科目を設けます。
  2. 自ら設定した課題に基づき、広い視野と多面的かつ重層的な思考によって関連の学術領域の成果の中に独創的成果として位置づけられる、実証的・論理的な論文の作成が可能となるように、特殊研究科目を設けます。
  3. いずれの科目においても、研究領域を理論的に深めるとともに、自らと異なる思想、価値観を共感的に受け止め、価値多様性を尊重し、共生の精神に基づいた地域・社会・世界の発展に寄与するための姿勢と問題意識を育てます。
教育方法
  1. 基礎論科目、特論科目においても、大学院生による調査発表、共同研究、討議を中心に行います。
  2. 論文指導では、指導教員による個別指導に加え、指導会形式で、研究成果の中間発表や相互討議を行います。複数教員、博士後期課程の大学院生からだけでなく大学院生相互に助言・指導をうけることのできる機会を設けます。
  3. 大学院生が主体的に行う自主ゼミナール、学会・研究会への参加、成果発表、論文投稿を促すことで、自主的な課題発見、解決の取り組みの姿勢を育てます。
  1. 特論科目においても、大学院生による調査発表、共同研究、討議を中心に行います。
  2. 論文指導では、指導教員を中心とする一貫した研究指導体制のもと、学位論文作成のための必要な指導と支援を行うほか、指導会形式で、研究成果の中間発表や相互討議を行います。複数教員からのみならず、大学院生相互が助言・指導を行う機会を設けます。
  3. 大学院生が主体的に行う自主ゼミナールの企画、運営や、学会・研究会への参加、成果発表、論文投稿を積極的に促すことで、自主的な課題発見、解決の取り組みの姿勢を育てます。
評価
  1. 総括的な学習成果として修士論文を課し、複数教員の合議により口述試問を行います。
  2. カリキュラム改善のため、大学院生に対するアンケート及び教員による会議によって、カリキュラムアセスメントを実施します。
  1. 総括的な学習成果として博士論文を課し、複数教員及び学外副査の合議により口述試問を行います。
  2. カリキュラム改善のため、大学院生に対するアンケート及び教員による会議によって、カリキュラムアセスメントを実施します。

アドミッション・ポリシー(AP)

宗教学専攻は、ディプロマ・ポリシー(学位授与方針)に示した資質・能力を総合的に身につけている大学院生を育成するために、以下の資質・能力を備えた大学院生を求めます。

  博士前期課程 博士後期課程
知識技能
  1. 東洋哲学、西洋哲学、比較思想ならびに宗教学に関して、専門的研究に取り組むために必要な基本的知識・技能を有している。
  1. 東洋哲学、西洋哲学、比較思想ならびに宗教学に関して、各専門分野における専門的知識、当該研究領域や社会で認められる研究倫理をともなった調査研究及び発表を行うための基本的技能を有している。
思考判断表現
  1. 東洋哲学、西洋哲学、比較思想ならびに宗教学に関連して、自らの研究課題を設定し、柔軟な思考と問題意識を持って探究できる。
  2. 学術研究の社会的性格について理解し、学問的誠実さを持って、自らの研究課題に向き合うことができる。
  1. 東洋哲学、西洋哲学、比較思想ならびに宗教学に関連して、関連の学術領域の成果の中に位置づけて、自らの研究課題を設定し、柔軟な思考と問題意識を持って探究できる。
  2. 学術研究の社会的性格について理論的に探究し、学問的誠実さを持って、自らの研究課題に向き合うことができる。
関心意欲態度
  1. 東洋哲学、西洋哲学、比較思想ならびに宗教学の学術研究に、強い意欲と関心を持っている。
  2. 身につけた専門的知識や技能を用いて、広く地域・社会・世界に貢献しようとする意欲がある。
  1. 東洋哲学、西洋哲学、比較思想ならびに宗教学の学術研究に、強い意欲と関心を持ち、研究活動に喜びを見いだすことができる。
  2. 大学院において身につけた高度な専門的知識や技能を用いて、広く地域・社会・世界に貢献しようとする意欲がある。

担当教員

  • 教授
    髙橋 秀裕
    専⾨分野:
    科学史・科学哲学・数学思想史、科学と宗教の歴史的関係

    研究キーワード

    • 科学技術史
    • 科学史・科学哲学
    • 数学史
    • 数学教育
    • 科学思想史
    • 科学と宗教の歴史的関係
    • ニュートン研究

    研究テーマ・領域テーマ

    1. 数学史を中心とする科学史分野では、主にラテン語文献を通して西欧近代の数学・自然学の成立史を哲学・思想史的に理解しようとしています。
    2. 科学思想史分野では、科学と宗教の多様な相互作用や互恵的な関係を歴史的・哲学的に考察し、科学と宗教の相互関係の境界線が歴史的状況の中でいかに揺れ動いてきたかを理解しようとしています。
    3. ニュートン研究をライフワークとしています。とりわけニュートン数学思想をより明快に理解するために、比較思想の手法を用いています。また、ニュートン数学のラテン語文献の邦訳を進め、ニュートン著作集の刊行を企画しています。

    担当授業科目

    MD宗教哲学特論B

    受験⽣・学⽣へのメッセージ

    カント『純粋理性批判』中の言葉「内容なき思考は空虚であり、概念を欠く直観は盲目である」をもじった「哲学の導きを欠いた数学史は盲目であり、また数学史の最も興味をそそる現象に背を向けた数学の哲学は空虚である」という言葉があります。これは18世紀から20世紀初頭までの「数学史」あるいは「数学の哲学」を学ぶ場合の核心をうまく捉えた科学哲学者イムレ・ラカトシュの名言です(I.ラカトシュ〔佐々木力訳〕『数学的発見の論理―証明と論駁―』共立出版、1980、p.2)。大学院で哲学や宗教学を学ぶ場合にも、例えば「哲学の導きを欠いた哲学史は盲目であり、哲学史の最も興味をそそる現象に背を向けた哲学は空虚である」という言葉を念頭に置いてみるのも有益かもしれません。宗教学の場合、私は門外漢ですが、「社会学の導きを欠いた宗教史は盲目であり、宗教史の最も興味をそそる現象に背を向けた宗教の社会学は空虚である」というのはどうでしょうか。他にもバリエーションを考えてみてください。要は広い視野を持って研究しましょうということです。

  • 教授
    寺田 喜朗
    専⾨分野:
    宗教学(宗教社会学)、実践的な宗教社会学的調査研究・国内外の新宗教研究・コミュニティと宗教

    研究キーワード

    • 宗教社会学
    • 新宗教
    • ライフヒストリー
    • 宗教変動
    • 教導システム
    • 契約講
    • 教団類型論
    • 生命主義
    • 魚供養
    • 台湾
    • 屋久島
    • 姉崎正治
    • 山尾三省
    • 生長の家
    • 創価学会
    • 立正佼成会
    • 法音寺

    研究テーマ・領域テーマ

    台湾における日系新宗教の研究からキャリアをスタートさせました。日本教育を受け、日本語を解し、日本的な思考様式で戦後の台湾社会と対峙した人々のライフヒストリーに接近し、彼らの間に分有された日本と天皇に対する憧憬を描き出すとともに、彼らの多層的なアイデンティティと日系新宗教の受容の関係を検討しました。
    この研究に着手したのは1996年でしたが(博士論文としてまとめたのは2006年)、並行して宗教社会学の研究史や方法論に関する研究、契約講とよばれる葬儀等の互助組織の研究にも着手し、その後は、魚供養に関する研究、姉崎正治や谷口雅春らを対象にした人物研究にも着手しています。

    担当授業科目

    MD宗教社会学特論 MD宗教学特論C・F

    受験⽣・学⽣へのメッセージ

    なぜ人間は宗教に惹かれるのだろう。宗教は人々に何を提供しているのか。

    宗教は、人類の歴史においてどのような役割を果たしてきたのか。

    現代社会における宗教の存在意義とは何か。宗教は、生死の不安や癒し、鎮魂等といった根源的な問題を解決し、救いをもたらしてくれるのか。国家や企業、家族や学校、医療や福祉と宗教はどのような関係にあり、どのような問題が起こっているのか。

    このような興味・関心を抱いている人は、ぜひ扉を叩いてください。

    大正大学宗教学研究室は、ディシプリンとしての宗教学を学び、実践共同体へと参与しながら宗教学の研究法を身に着けていきます。修士課程・博士課程の大学院生がともに学び、調査し、議論し、様々な視点や知識、方法や作法を習得します。

    積極進取の気風と重厚な歴史を誇り、これまで数多くの研究者・ジャーナリストを輩出してきました。宗教学分野においては、国内有数の研究・教育拠点だと自負しています。

    知的好奇心を抱き、トコトン調べ・考える・探究心旺盛な学徒を歓迎します。

  • 教授
    春本 秀雄
    専⾨分野:
    中国哲学史(諸子百家・儒教・仏教・道教)

    研究キーワード

    • 中国哲学
    • 諸子百家
    • 儒教
    • 仏教
    • 道教
    • 図讖
    • 北魏
    • 廃仏

    研究テーマ・領域テーマ

    大正大学文学部哲学科中国学で中国哲学について学び、当時の浄土宗の先生の安居香山教授(大正大学元学長)に師事をした。この為に、<安居先生の専門である「緯書」>と仏教、北魏廃仏の関係についての研究をしている。研究領域としては、中国哲学史上における諸子百家・儒教・仏教・道教についての研究をし、生きることの意味の哲学的探究をテーマとしている。

    担当授業科目

    MD宗教学特論E・MD宗教哲学特論D

    受験⽣・学⽣へのメッセージ

    現在、文明(技術)が進歩して、日々、多くの生活環境の変化がある。この現代に生きる人間として、文化(生き方)に温故知新して、現代を生きる上でのヒントを探求したい。・・・人として我々は如何に生きたらいいのであろうか。如何に人生を全うしたらいいのであろうか。「幸福」とは何だろうか。・・・人生に初めから負けていいということはない。人生に如何に勝つのか。勝組に入るにはどうしたらいいのか。…。等々。これらを、人生を、一緒に考えてみませんか!

  • 教授
    村上 興匡
    専⾨分野:
    宗教学、宗教史学、伝統的宗教文化をいかした「いのち」「こころ」の教育研究

    研究キーワード

    • 葬送墓制
    • 人口減少社会
    • 死生観
    • 近代化
    • 宗教法
    • 仏教民俗
    • 沖縄

    研究テーマ・領域テーマ

    (研究領域):宗教民俗学 宗教社会史 死生学 生命倫理

    (テーマ):日本の近代化によって伝統的な宗教文化・慣習がどのように変化してきているかについて研究している。特に、近年の葬儀慣習の変化とその背景にある個人の死生観、寺院の社会的位置づけの変化について詳しく調査研究を行っている。

    担当授業科目

    MD宗教学特論A、MD宗教史特論A

    受験⽣・学⽣へのメッセージ

    特に人文系の大学院での学びは、直接、就職などに結びつけることが難しいです。そうした意味では大学院に進学できる人は、多かれ少なかれ、幸いに条件を整えることのできた人であると言えるかもしれません。

    その一方で、大学での学びの中で、これは自分だけが見つけた事実ではないか、これを手がかりにして調査研究を進めたら、もっと興味深い事実を見つけることができるのではないかという感覚をもったことのある人は、少なくないのではないかと思います。できればその直感を大切にしていただきたいと思います。そして、幸運にも大学院進学の条件を整え、学問への熱意を持ち続けることができた人は、是非、大正大学大学院で知的探求の生活を送ってほしいと思います。

  • 准教授
    種村 隆元
    専⾨分野:
    インドにおける仏教文化全般

    研究キーワード

    • インド密教
    • タントラ
    • サンスクリット
    • 儀礼

    研究テーマ・領域テーマ

    サンスクリット語一次資料に基づいた、インド密教の教理・実践について研究しています。また、シヴァ教などの他のタントラとの比較研究も行っております。

    担当授業科目

    MD仏教学演習・MD梵文学特論・MDインド哲学特論

    受験⽣・学⽣へのメッセージ

    大学院での勉強は、基本的には自ら疑問に思ったこと、感じたことに基づき、研究テーマを設定し、自ら研究計画を立てて実行していくということを基本とします。

    その一方で、研究というものは一人で成り立つものではなく、指導教員からのアドヴァイス、同じ分野の研究者からのフィードバックも必要不可欠です。そのなかでも特に重要なのが、同世代の仲間との交流だと思います。

    仏教学専攻では、研究に不可欠な文献読解の力を養う場を提供するのみならず、研究会など同世代の学生による共同の学びの場を提供しています。

    文献を通して、時代・地域の異なる人びとの考え方を理解すること、また現代的な問題の検討を通して、異なる立場の人びとへの共感を得ることを皆さんと共に目指せればと考えております。

カリキュラム

科目履修方法

修士課程

各自の研究分野に従い、講義22単位以上、特殊研究8単位、合計30単位以上を修得するものとする。

博士後期課程

特殊研究12単位を修得するものとする。

首都圏宗教単位互換協定

本学では、國學院大學・創価大学・東洋英和女学院大学・駒澤大学・聖心女子大学・立教大学の6大学の大学院宗教学および宗教学関係専門科目を開講している専攻間に「首都圏における大学院委託科目等履修生制度に関する協定」(略称「首都圏宗教単位互換協定」)を締結している。協定校で修得できる単位は、在学中10単位を限度とし、修了に必要な単位として認定する。原則毎年4月初旬に研究室を通じて行う。なお、履修するためには各大学が定める履修料が必要となる。

特殊研究・課題研究・研究指導・実践分析研究・事例研究について

1年次からの必修であり、修了までのあいだ、継続的に履修しなければなりません。また科目の履修にあたっては専攻の指導にしたがってください。ただし、修了要件として認定できる単位数は修士課程8単位・博士後期課程12単位までとします。

研究テーマ例

  • 地域における宗教の存在研態と機能
  • 宗教の異文化受容
  • 近現代社会における宗教運動の展開パターンの分析
  • 調査研究における実証性に関する検討

COURSE研究科・専攻科カテゴリ一覧