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新潟県南魚沼市と包括連携協定を締結しました
2025年11月27日
11月20日(木)新潟県南魚沼市と包括連携協定を締結しました。
本学と南魚沼市は、2017年から地域創生学部の学生による地域実習を通し、雪国ならではの暮らしや文化、地域に根づく人々の温かさに触れながら、学生たちは教室では得られない「生きた学び」を重ねてきました。
近年では、地域実習にとどまらず、南魚沼市で実施されている「ふるさとワーキングホリデー」に参加する学生も増えています。彼らは現地での就労や滞在を通じて、地域の中高生が参画する「ユーキープロジェクト」にも関わり、世代を越えた協働や交流を経験してきました。こうした出会いをきっかけに継続的に南魚沼市を訪れたり、休学して地域活動を通じた学びに取り組む学生もおり、南魚沼を「第二のふるさと」と感じる学生も少なくありません。
このように南魚沼市と本学の関係は、教育・産業・地域が連携する人材育成のプラットフォームとして形成されつつあります。長年にわたる交流と信頼の積み重ねにより、本日の包括連携協定という形に結実しました。ここに至るまでご尽力くださった南魚沼市の林市長はじめ、地域で学生を温かく迎えてくださった多くの方々に心より感謝申し上げます。
今後は本協定に基づき、以下の6項目において連携を進めます。
(1)地域課題解決による地域振興・活性化への貢献
(2)学生のまちづくり参画を通した人材還流の促進
(3)地域のニーズに応え、活躍できる人材の育成
(4)施策、教育・研究活動の前進・発展による地域社会における新たな価値の創造
(5)東京圏及び海外でのシティ・プロモーション、地域産品の販路拡大
(6)その他、相互に連携および協力が必要と認められる事項に関すること
本学は、123の自治体と連携し、包括的な連携のもと幅広い分野で協力することで相互の発展並びに持続力ある地域社会の発展、人材の育成に寄与することを目的としています。
学生が地域で学び、地域が学生を育てる。その循環こそがこれからの時代の地域共創のかたちであると思います。今後とも変わらぬご指導とご支援を賜りますようお願い申し上げます。

左:学校法人大正大学 理事長 柏木正博 右:南魚沼市 市長 林茂男氏

