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東京国立博物館 常設展の魅力~司馬懿と孫権と卑弥呼の関係とは?~

こんにちは、コンシェルジュの岩下です。

5/31(金)は、ラーニングコモンズレファレンス(歴史学)が開催されました。ご担当くださったのは椎名一雄先生です。

今回のテーマは「東京国立博物館 常設展の魅力~司馬懿と孫権と卑弥呼の関係とは?~ 」。椎名先生がおすすめする東京国立博物館の展示物を紹介していただいたほか、司馬懿・孫権・卑弥呼の三人が活躍した時代についてもお話ししていただきました。

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▲司馬懿(横山ver.)。

みなさんは、大正大学の学生であれば多くの博物館・美術館の常設展が無料で観られることをご存知ですか?今回椎名先生からご紹介いただいた東京国立博物館もそのひとつです。ぜひこの制度を有効に利用してくださいね。

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▲学生の特権!

今回のレファレンスのために、椎名先生がJR上野駅周辺の様子を写真に撮ってきてくださいました。

まず上野駅の改札を出て上野公園に入ったら、国立西洋美術館の先の角を右に曲がります。そのまま真っ直ぐ進んで国立科学博物館前の鯨のオブジェが見えたら、今度は左へ曲がります。最後に、噴水まで進んで右を向けば正面が東京国立博物館!・・・・・・という道のりを、参加者とともに写真でたどりました。これぞバーチャル上野散策ですね。

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▲東京国立博物館の常設展の展示物の一部は撮影可能(要確認)です。

ところで展示物を見ていると、遺物が見つかる場所は必ずしもそのものが作られた場所ではないことが分かります。「物」は、交易によって別の場所に運ばれるからです。

今回のテーマのサブタイトルに登場する司馬懿・孫権・卑弥呼の三人は、同時代に活躍していた人物たちです。これに当時の交易状況を考え合わせると、もしかしたらこの三人には接点があったのではないか・・・と想像が膨らみます。

みなさんも博物館に足を運んで、自分なりの仮説を立ててみてはいかがでしょうか。

次回のラーニングコモンズレファレンス(歴史学)は6/14(金)14:50~16:50に開催します。特に東洋史に興味がある方のお越しをお待ちしています。一緒に語らいましょう!

それでは、また ヾ(*'▽'*)o

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