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ラーニングコモンズのブログ

アンケートをまとめてどんなことが言えるのか考えてみよう~論文・レポートを書くために(1)~

みなさんこんにちは、コンシェルジュの岩下です。
このところ、急に寒くなってきました。学内ではマスク姿の人も目立ちます。お互いに健康管理には気を付けましょうね。

11/6(水)は、臨床心理学科の柴田康順先生によるラーニングコモンズレファレンス~授業の合間に受けるプチ・レクチャー~が開催されました。

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▲アンケートを分析しよう!

今回のテーマは「アンケートをまとめてどんなことが言えるのか考えてみよう~論文・レポートを書くために(1)~」です。

柴田先生によると、「尺度を適切に選択することは、アンケート調査を行う際の基本でありすべて」なのだそうです。

せっかくなので、柴田先生から参加者に手渡された資料の一部をご紹介させていただきます。

【アンケート処理の手順】

  1. データを数量化する
  2. 尺度項目をまとめて変数を統制する
  3. 記述統計量を算出する
  4. グループごとの得点を比べる
  5. より複雑な検定

※実際にはこれらの各項目に対して詳しい説明が続きます。

資料から柴田先生のお言葉を引用します。「アンケート処理は機械作業。ただし、あくまで現実的な感覚を信じてデータを読むこと」。これからアンケート処理を行う学生さんは、この言葉をしっかり胸に刻んでくださいね。

今回配布された資料を見てみたい方は、コンシェルジュデスクにお声かけください。

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▲この日は、2人の4年生が卒業論文を持って相談に訪れました。

次回のラーニングコモンズレファレンス(臨床心理学)は、11/20(水)13:30~15:30に開催します。テーマは「アンケートの結果とインタビューの結果からどんなことが言えるのか考えてみよう~論文、レポートを書くために(2)~」です。

柴田先生にアンケートやインタビューにまつわる悩み事を相談してみませんか?特に4年生のみなさんはこの機会をお見逃しなく。

それでは ヾ(*'▽'*)o

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