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綜合仏教研究所

【開催御礼】公開講座「印哲潜入28年」

綜合仏教研究所では、6月19日(火)に、九州大学大学院人文科学研究院 准教授の片岡 啓先生を講師にお迎えし、公開講座を開催いたしました。

 以下、伊久間 洋光 研究員の報告レポートです。

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今回の綜合仏教研究所公開講座は、九州大学大学院人文科学研究院准教授の片岡啓先生を講師にお迎えし、「印哲潜入28年」と題したご講義を賜りました。

 

 片岡先生はインド哲学の中でも特に聖典解釈学ミーマンサーをご専門とされています。今回の講座では、ご自身のこれまでの研究経験から、東大印哲、南インド留学、オックスフォードやウィーンなどの欧米の研究事情など、当事者でなければ知りえない貴重な印哲の世界の様子をお話し下さいました。特にインド哲学文献の習得について、サンスクリット語で記されたインド哲学文献読解の補助学としてのヒンディー語の重要性をはじめ、インド留学において伝統的な学者(パンディット)について学ぶことの重要性、そこにおけるサンスクリット会話(spoken sanskrit)習得の必要性について解説して下さいました。またインドの伝統学者の学会について、それぞれの学派の専門家がその学派の役を担当して弁舌を振るうという、ある意味では日本仏教の論議にも似た形式を持つことを解説して下さいました。

 

 また最後には、印哲の世界の際立った国際性についてもご解説頂きました。

 

 大変ご多忙のところ、後進の研究者の指針となる貴重なご講義を頂戴した片岡先生に改めて御礼申し上げます。

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ご来場いただいた皆様に厚く御礼申し上げます。

綜合仏教研究所では、今後も研究の第一線で活躍されている先生方を講師としてお呼びする予定です。予約不要・参加費無料ですので、皆様ぜひ、ふるってご参加ください。

綜合仏教研究所事務局