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綜合仏教研究所

【業績・活動報告】仏教文化におけるメディア研究会から書籍発刊のお知らせ

  本研究所  仏教文化におけるメディア研究会 が、大正大学綜合仏教研究所研究助成制度の出版助成金の交付を受け、研究叢書38巻として、研究成果をまとめた下記の書籍を発行いたしました(2024年3月発行)。

仏教研究書や仏教書で有名な 法蔵館  からの発行です。 



■書名:『読んで観て聴く 近代日本の仏教文化
                 【大正大学綜合仏教研究所叢書38】』(法蔵館)

■編者:大正大学綜合仏教研究所 
      仏教文化におけるメディア研究会 (森覚・大澤絢子) 編

■内容(目次):

はじめに(森 覚)

Ⅰ 読 む
第一章  「悪人」安芸法眼の江戸と明治(塩谷菊美)
第二章  説経節の受容と音読・黙読―声と目でよむ『小栗判官』―(今井秀和)
第三章  明治一五年の草双紙『開化地獄論』─啓蒙主義と仏教―(森 覚)
第四章  露伴文学と仏教―その受容と生成について―(渡辺賢治)
第五章  岩波文庫に見られる仏教出版文化─三木清と岩波的スクリーニング―(嶋田毅寛)

Ⅱ 観 る
第六章  最澄絵伝の歴史的展開―大正期から昭和期を中心に―(髙橋洋子)
第七章  大衆文化としての「日本画」と仏教―狩野芳崖《悲母観音》の事例から―(君島彩子)
第八章  明治後期の仏伝演劇―劇詩と歌劇のなかの釈迦―(マイカ・アワーバック)
第九章  日蓮の「聖地」身延山へのツーリズム―教養主義、富士身延鉄道、高山樗牛―(平山 昇)
第一〇章 旅行記からテレビまで―近代仏教とシルクロードの想像―(パリデ・ストルティーニ/     嵩 宣也訳)

Ⅲ 聴 く
第一一章 三遊亭円朝と仏教―日蓮宗と慈善事業―(小二田誠二)
第一二章 明治期の講談と仏教(金山泰志)
第一三章 近代における日蓮伝と浪花節─雲右衛門と日蓮記―(ブレニナ・ユリア)
第一四章 声と音の空海像―近代高野山の金剛流ご詠歌とトーキー―(井川裕覚)
第一五章 戦前期日本のラジオ放送と仏教―「朝の修養」で培う精神―(大澤絢子)

おわりに(大澤絢子)
編者・執筆者・訳者略歴
 


以上。

今後も仏教文化におけるメディア研究会のみなさんの活躍にご期待下さい。


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