学部・大学院

「学び」と「実践」を通じた人材育成

東洋史コース

☆○o。台湾研修の報告。o○☆

秋学期開始からもう1ヶ月が経過します。

鴨台祭もあっという間に終わってしまいましたね。

さて、今回は台湾研修についてご報告したいと思います。

実際に参加した学生と先生のレポートをどうぞお楽しみください。

 

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【台湾研修旅行】

 今年は太平洋戦争の敗戦から70年の年です。私はそんな年に日本がかつて占領支配していた台湾の地を訪れる機会があったことを感慨深く感じていました。ただ、そんなことをよそに現地でさまざまな人とコミュニケーションを取ろうとしましたが、台湾の方々が親日であるということを強く感じました。顔を見ただけで、「日本人?」と中国語や英語、時には日本語で聞かれ、そうだと答えるといろいろ紹介したり、商品を勧めたりしてくれます。また、台湾では公共交通機関で飲食をすると7500(22500)以下の罰金です。日本の感覚で飲み物を飲みながら乗っていた我々は日本語の上手なおじさんに電車の中でそれを教わりました。

 異国の地で、異国の文化を肌で感じられるのはやはり行くのが一番いいと感じました。何が同じで何が違うのかを探るのはその国を楽しむポイントにもなると思います。私は、食事がとても合いませんでした。これは文化の違いでどうしようもありませんでしたが、台湾という地での四日間が楽しかったことを考えると次もまた別の角度から台湾を訪れてみたいと感じています。(今関優斗)

中華料理

【台湾感想】

 

 以前、友達と二人で台湾旅行に行ったことがあったので人生二度目の台湾でした。今回は先生という心強い味方がいたので、自分たちでは行かなかったような場所に案内していただけたりと、とても貴重な経験ができました。

 夜市や故宮博物館など様々な場所に行きましたが私が今回の旅行で特に思い出に残っているのは、「スイーツ」と「平渓」です。台湾のスイーツは今日本にも上陸していてご存知の人も多いと思います。台湾のタピオカやかき氷は、日本よりも「安い!多い!そして味もおいしい!」と言うことなしで、おすすめです。私は旅の間毎日1本以上タピオカを飲んでいました。平渓は市街地のようなきれいな街ではなく、昔の台湾を感じられそうな所でした。平渓は天燈というランタンで有名な場所で私たちも大きな天燈に筆で各々願いや名前などを書いて空に飛ばしました。また線路の上であげたというのも日本では出来ないので良い思い出になりました。

また機会があれば、ぜひ台湾に行きたいと思います!(山口恵里)

印製作

【台湾研修の感想】  

 
 高校生以来の海外ということもあり、台湾へ行けることをとても楽しみにしていました。台湾では先生や友達と一緒に行動をすることが多く、とても有意義に過ごすことができました。

 初日と2日目の夜に饒河と士林の夜市へ行きました。はじめは屋台の香辛料の匂いにやや圧倒されましたが、食べてみると美味しい物が多かったです。屋台には地元の人々が多く、家族連れの方もたくさんいましたので、台湾の日常に触れることができました。

 その他にも台北駅でのショッピングや龍山寺のおみくじ、故宮博物院での美術品観賞や、猴硐の猫の村、そしてたたの10分で天燈を空に飛ばすなど、34日の台湾での日々は毎日がとても充実しており、あっという間に過ぎ去ってしまいました。また電車の中で、台湾の人々と楽しく談笑ができたことも、とても良い思い出となりました。台湾の人々は親切で、笑顔が素敵な人が多いという印象を受けました。中国語はあまり話せませんでしたが、その代わりに身振り手振りでコミュニケーションを図ることが出来ました。台湾の人たちの中には日本語を話せる人も多く、一緒に会話ができてとても楽しかったです。台湾での34日の経験は日本では味わえないようなことが多く、機会があればまた台湾を訪れたいと思いました。(大沼允人)
天燈飛ばし①

天燈飛ばし②

【2015年度台湾自主研修報告】

 

 本年は学部学生のみ7人をつれて、例年と同じく3泊4日で台北市を訪れました。大学院生は都合で参加せず、エクスカーションや自由時間がどうなるか心配でしたが、皆無事に帰国しました。

 例年と同じく、中央研究院の宿泊所に泊まり、同院資料館や故宮博物院の見学、台北の寺廟や老街などの見学・研修を行いましたが、今年はエクスカーションとして新北市の平渓線沿線を回りました。天気の都合上、二日目に市内見学を行ったのですが、私のミスで月曜日にあたっていて孔子廟は休館でした。また、エクスカーションでも3駅回るつもりだったのですが、猴硐での坑道体験に思ったよりも時間がとられ、2カ所しか回れませんでした。これらは、来年に向けての反省点です。

 初めて台湾を訪れる学生が多く、異文化の体験は恐らく彼らの中に大きく残るだろうと期待しています。「また行きたい!」という学生の声を励みに、来年以降もこの研修を続けていきたいと思います。

最後に、毎年研究院の宿泊所の確保に力添えを頂いている劉序楓先生と、今年のエクスカーションに同行頂いた劉先生の奥様に深く感謝致します。(宮嵜洋一)

 

 

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以上、台湾研修の模様をお伝えしました。

参加する学生のほとんどは中国語が話せないようですが、それでも楽しい時間を過ごせたようです。

帰国後に中国語を学び始めた学生もいるかもしれませんね。

短い滞在時間の中、とても充実した日々を過ごせたようです。


集合写真
「研修お疲れ様でした」

 

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