学部・大学院

「学び」と「実践」を通じた人材育成

東洋史コース

令和7年度大正大学史學會大会を開催しました

18日(土)に「大正大学史學會大会」を開催しました。

      【開会の挨拶】

今年度は、本学科非常勤講師の佐藤裕亮先生、森田大介先生の研究発表および、専任講師の大島幸代先生が講演されました。


○研究発表
「中国における雨乞いからみた仏教の受容 ―『海龍王経』に注目して―」
                  歴史学科講師 佐藤 裕亮先生
 
    【佐藤先生発表の様子】            【質疑応答の様子】

「中世後期の官務職相論にみる公武関係」
    歴史学科講師 森田 大介先生
 
    【森田先生発表の様子】            【質疑応答の様子】

○講演
「笈を背負う玄奘イメージ-虎をつれる行脚僧像から釈迦十六善神像の玄奘像へ」
                  歴史学科専任講師  大島 幸代先生
 
              【大島先生ご講演の様子】

大島先生にはご自身の研究の中から、敦煌、開封、杭州等、中国各地に残る、笈を背負う行脚僧像をもとに、玄奘のイメージがどのように形作られ、日本に伝わっていったのか、というテーマで語っていただきました。
鍵となるのは宝勝如来信仰です。日本に数多く残る釈迦十六善神像には、玄奘とその守護神である深沙(じんじゃ)大将がほぼ必ず描かれていますが、そのルーツを探るイメージの旅でした。


      【会場の様子】


      【閉会の挨拶】


史學會大会後は懇親会を行い、各々話が盛り上がり会場内は、わきあいあいとした空気で包まれていました。
 
                 【歓談の様子】

当日ご参加いただいた皆さまには、重ねてお礼申し上げます。今後とも、史學會発展のためにご協力を賜れますと幸いです。

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