学部・大学院

「学び」と「実践」を通じた人材育成

臨床心理学科

小堀准教授の研究室紹介

大正大学心理社会学部臨床心理学科にある小堀研究室の紹介をします。

研究室とは研究者が実験や論文執筆等の活動に従事する場所のことですが,特定の教員(今回の場合,この文章の書き手である小堀彩子)を主指導教員として卒業論文や修士論文の執筆に取り組む大学生・大学院生たちの活動やその集まりのことを研究室活動と呼ぶことが多いです。小堀の専門は大学のホームページやresarchmapと呼ばれる研究者が集うサイトに詳しいですが,

1)学校をはじめとする教育現場で心理師として実践活動や研究をしたり,
2)看護師や教師,心理師といった援助専門職,さらには家庭内で家族の介護や世話をする人たち,つまりざっくり言ってしまえば「人のお世話をする人たち」の心の健康について実践活動や研究をしたり,
しています。また援助活動をする際は「認知行動療法」と呼ばれる方法を用いることが多いです。
 ただし学生の研究テーマは必ずしも小堀と同じではありません。例えば不安,睡眠,醜形恐怖といったメンタルヘルスに関わる内容から,不登校やいじめなどの実践性の高いテーマまで,個々が興味関心に沿ったテーマを見つけて卒論や修論の執筆にあたっています。
下の写真は,私の研究室に所属する学部3年生,4年生,そして研究室運営の補佐をしてくれるTA(ティーチングアシスタント)と呼ばれる大学院生と私,です。私は大正大学に着任してまだ日が浅いので,このメンバーが1期生となります。昨今のCovidの流行に伴って対面ではなくオンラインで研究室の活動に参加している学生も複数いるため,実際にはもう少し所属する学生の人数は多いです。
主たる研究室活動とは,週1回,全員が集まって卒論や修論の進捗を報告したり,皆で同じ文献を分担して読んで学びを深めたり,といった学びの活動(ゼミ活動と呼びます)ですが,その他にも学外で学びと親睦を深めたり(合宿),ゲストが来て特定のテーマに関する知見を深めたり,といったこともあります。

また下記は,栃木県立小山高等学校に所属している高校生がゼミ活動に参加してくれた時のものです。「小山高等学校探究プログラム」と呼ばれる進路に関する高校独自のプログラムの一環です。小山高校の生徒さんが発表中
大学生と一緒にいじめ問題について考えました。これまで文科省によるいじめの定義が複数回改定されていますが,その経緯に関して調べたことを高校生が発表してくれたり,自分自身が体験したいじめに関する出来事を題材として具体的にいじめを防ぐ手立てを考えたりしました。いじめという,目を背けたくなる気持ちが出てきてもおかしくはないテーマであったにも関わらず,お二人は真摯にこの問題に向き合って率直な意見を伝えてくれました。大変有意義で踏み込んだ議論ができて感激しました。
以上,少しでも大学での研究室活動の実際が伝われば幸いです。

※写真は掲載の許可を得て載せています。

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