学部・大学院

「学び」と「実践」を通じた人材育成

国際文化コース

高校までの学習と大学のまなび

高校までの勉強方法と大学のまなびの方法は、大きく異なります。図4.gif

どこが違うのでしょうか。

pc50.gif① 高校までは体系化された教科書があるが、大学では通常、ここからここまで、これを習得すればOKという教科書はない。
② 高校までは記憶した知識をもとに試験を受けるが、記憶は大学では優先的な評価の対象にはならない。
③ 高校まではセンター試験をはじめ、答えが一つに限定されるテストで高スコアをとることが学習の目標になるが、大学では論述する力が問われる。

 

高校までは範囲のある課題を理解し、それをもとに問題を解く力をつけていけばよかったのに対して、大学では自分で課題を設定し、考察するための材料を探し、そこから自分の考えを引き出すことが求めらます。

大学でまなぶということは、「知」の大気のなかでふくらむ風船になること。風船はふくらめばふくらむほど、中身が満たされていくほど、表面積は広がり、知の世界と接する部分が増えいきます。まなべばまなぶほど、考えれば考えるほど、次に知るべきこと、次に考察するべきこと、洞察するべき矛盾点が現れてくるのです。

高校までの優等生には、慣れるまで、かえって少々ツライことかもしれません。参考書を丸ごと理解する、単語帳を制覇する――どんなに険しい登山道であれ、ゴールを目指して一直線に努力をすれば達成感も評価もついてきたのに、大学に入った途端に、覚えるべきリストも、定番の参考書もなくなってしまいます。

でも、高校までの学習で身についた学力と、大学で期待される力とは、密接に関連していることも確かです。確実な基礎学力に裏付けられてこそ発揮できるのが「考える力」「テーマを探す力」「議論する力」「論述する力」です。

カルチュラルスタディーズコースに興味をもってくださる受験生は、もちろん「文化」に強い関心がある方たちだと思います。文化を研究するために必要な資質として、次のようなことをあげることができます。

◆探求心が強く、疑問を抱いたことに対して深く考察するのが好きな人
好奇心旺盛で、先入観にとらわれず新しい文化、海外の文化に親しむことのできる人
文学、映画、舞台、音楽はもとより、ゲームやアニメなどクリエイティブなものに関心がある人

さらに、高校の学習の延長線上に文化研究を位置づければ、次のような科目、分野が得意、好きという人が有利かもしれません。

★国語:全般的に得意、また、外国の翻訳文学も好き
数学:証明問題と関数などの論理的な考え方が好き
英語:語学を通じて、外国の文化を知るのが好き
★世界史:欧米史、文化史の分野に強い
日本史:明治以降の欧米と日本の関係、日本の近代化の分野に強い

一つでも自分の得意と重なることがあれば、ぜひオープンキャンパスのコースセミナー・模擬授業に来てみてください。あるいは大学案内のコース紹介の記事を読んでみてください。「異文化に対する好奇心」「文化間の影響関係への興味」「論理的考察への関心」、ここから大学でのまなびをスタートさせましょう。

学力をつけながら、志望校も選ぶ受験生の夏。体調に気をつけて、悔いのない毎日を!

Fight!

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