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「学び」と「実践」を通じた人材育成

国際文化コース

国際文化コース&カルチュラルスタディーズコース通信⑦          英語科教職課程の実践報告

国際文化コースには、中学校・高等学校の英語の教諭一種免許を取得できる教職課程があります。教職に関わる科目や英語の専門に関わる科目を履修しながら、英語科教員に必要な知識や技術、態度を学んでいきます。

教職課程の学生たちは、「こんな英語の先生になりたい!」、「こんな授業がしたい!」とそれぞれ夢を持ってのぞんでいます。

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先日、2年生の教職の学生が初めて10分間の模擬授業をおこないました。しっかりと準備をして挑みましたが、それまで知識として頭で理解していたことも、いざ教室で実践してみると勝手が違って戸惑うこともあったようです。自分の課題を見極めて、これからさらに良い授業ができるように努力していってくれると期待しています。


中学2年生の授業を想定し、「職業」について考えるユニットのイントロダクションをしました。“YouTuber”は英語でどのように発音するでしょうか?「声優」は英語で何というでしょうか?



こちらは日本の伝統文化を考えるユニットで、「落語」についてのイントロダクションです。
英語で聞く落語、わかるかな?


3、4年生の先輩たち(英語表現・コミュニケーションコース)の模擬授業に参加させてもらうこともあります。春学期はオンラインの模擬授業を経験しました。工夫された先輩たちの授業にもいつも良い刺激をもらっています。

さらに、昨年度の卒業生で、現在、埼玉県の中学校で英語教員をしている先輩の話を聞くことができ、中学生に英語を教える楽しさと苦労の実情を知りました。今後の教職の学習に活かしていってくれることと思います。






                            


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コロナ感染の状況が落ちついて、集まって語らうことができるようになれば、大正大学で学んで英語科教員として活躍している幅広い世代の「先生」たちが集まる機会を企画してみたいと夢見ています。英語英文学科、国際文化学科、表現文化学科、そして人文学科と受け継がれた英語科教職課程の伝統をしっかりと守っていきたいと思います。

                                               国際文化コース

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