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国際文化コース

【人文学科国際文化コース】 リレー国際体験記(8)天木勇樹先生②

初めて履修したアメリカの大学の授業から学んだこと

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学生時代には、米国カリフォルニア州ロサンゼルス近郊の大学に留学していました。英語の読み書きには少し自信がありましたが、英語がうまく話せず、相手が何を言っているのか聞き取れなかったため、留学して最初の学期には科目選びに苦労しました。アメリカの大学では、1年次から自分の専攻を決める必要はなく、1年次と2年次に文系・理系分野の様々な科目を履修し、3年次に自分が本当に学びたい専攻を決めます。 

当時、大学1年生だった私は、グラフィックデザインやモノクロ写真などの芸術科目の授業では英語をあまり話す必要がないのではないかと勝手に思い込み、芸術科目をいくつか履修したことを覚えています。しかし、それは大きな間違いでした。毎回、教授が各学生の作品を教室の壁に全て張り出し、クラスメイトたちの前で自分の作品に込めた想いや作成時に苦労した点などを発表します。各発表が終わるごとに、教授やクラスメイトたちから感想や質問があり、それに対して一つ一つ答え、自分の考えを伝える必要がありました。アメリカの大学で最初に履修した科目から学んだことは、自分の考えや意見を相手にきちんと言葉で伝え、正しく理解してもらうことがアメリカで学生生活を送るうえでとても重要であることです。 

日本とアメリカの文化は異なりますが、グローバル化する社会の中で生活するうえで、自分の考えを相手にわかりやすく伝えることができる力を大学生活の中で習得してもらえたらと思っています。

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まもなく秋学期のスタートです。
夏休みにリフレッシュした学生たちと新たな気持ちで学びを深めたいと思います。

学生たちの励みになれば、と願いながら、教員たちの国際体験記をこれからもお届けます。
次回もぜひ楽しみにしてください。



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