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「学び」と「実践」を通じた人材育成

国際文化コース

【人文学科国際文化コース】卒業する4年生から後輩へのメッセージ

先日卒業の告示がありました。
国際文化コースの4年生たちも掲示された名簿に自分の番号を見つけて喜びをわかちあいました。
卒業が確定し、いよいよ新たな人生の段階へと歩みはじめる4年生たちの姿を見て、本当に嬉しく思います。努力を惜しまなかった国際文化コースの4年生たちを心から誇りに思います。

まもなく卒業する4年生から、後輩に向けたメッセージが届きました。

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後輩の皆さんへ

 

皆さんと私たちは、同じ大正大学の国際文化コースに所属していた、という「縁」ができました! そんな皆さんに、先輩からのささやかなメッセージを送ります。

まず、大学生活を存分に楽しんでください。依然コロナ禍であることに変わりはありませんが、徐々にコロナ前の生活に近づいていると思います。友人とご飯を食べに行ったり、旅行に出かけたりと、たくさん遊ぶ時間がとれるのも学生である今のうちだけかもしれません。他にも、サークルやアルバイトなど、今しかできないことをたくさん経験してほしいです。

次に、大正大学生としての特典を使ってほしいです。いくつかの美術館や博物館を無料で入館できるほか、大学内には図書館やラーニングコモンズ、国際文化の閲覧室など、学生が自由に使える施設が多くあります。それらはきっと、皆さんの見聞を広げるうえで大いに役に立ってくれると思います。

それから、自分の好きなことに全力を尽くしてほしいです。国際文化コースは、自分の好きなことを好きなだけ研究できるのが魅力のひとつだと思います。特に、これから皆さんが取り組むことになる卒業論文では、誰にも負けないくらい好きなことについて書いてほしいなと思います。きっと「好き」という気持ちが原動力となり、2万字なんてあっという間に超えてしまうと思います。私たちも、皆さんの好きなことについての論文を楽しみにしています。

最後に、卒業論文を書いていると、どうしても書き進められない時が訪れると思います。そんな時は国際文化コースの友人や先生方を存分に頼ってください。卒業論文は1人で書くものかもしれませんが、卒業はみんなでするものです。きっと、行き詰ってしまった皆さんを友人や先生方が励まし、支えてくれると思います。最後まで楽しみながら、みんなで助け合って卒業というゴールを迎えてほしいです。応援しています。

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 光陰矢の如し、とよく言います。
けっしてあっというまの4年間ではありませんでした。とくにこの学年は、2年生に進級しようというタイミングで新型コロナウィルス感染拡大が起こりました。1年間の学生生活を経験したあとですから、上級生になればこれもしたい、あれもしたい、という希望があったことでしょう。それがかなわなくなったとき、あきらめずに学生生活を充実させるために、ほかの方法を模索する姿をとても心強く思いました。そして、慣れないオンラインでの授業をはじめた教員の頼もしい相談相手になってくれました。

Zoomでゼミの集まりもしました。ファイル共有で競いあった「しりとり」ゲームや連想ゲーム、オンライン人狼ゲーム、楽しい語らいも忘れられない思い出です。

仲間との強い絆を自信に、ますます発想豊かに、思い思いの人生を拓いていってください。
一抹の寂しさを覚えつつ、4年生たちの卒業を心から祝します。
おめでとうございます! これからも皆さんの力をおおいに発揮してください。



                                      人文学科国際文化コース

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